猫を外飼いしていたら起こった『悲劇』 女の子の泣き叫ぶ声に、後悔
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ひと昔前までは、多くの家庭が猫を放し飼いにしていました。しかし、猫が外で過ごすとさまざまな問題が起こることから、現在では『完全室内飼い』を推奨する声が高まっています。
猫を外飼いにした時に起きる問題には、次のようなものがあります。
・交通事故に遭う危険がある。
・感染症にかかるリスクが高まる。
・猫同士のケンカでケガを負う可能性がある。
・フン尿で近隣住民とトラブルになることがある。
・人に虐待されたり、体に悪いものを食べさせられる危険がある。
このほかにも、猫の習性によって起こる悲劇がありました。
はる(@nekokai_neko)さんは、かつて猫を外飼いしていたことで起こった悲しい事件をTwitterに投稿。
つらい思い出を通して、多くの飼い主に猫の完全室内飼いを推奨しています。
大切な家族である猫が、加害者になった時
はるさんの家の猫が、まだ外飼いだった時のこと。
ある日、猫はお隣の家の敷地に入り、ペットとして大切に飼われていた鳥を狩ってしまったそうです。
※写真はイメージ
隣に住む一家の母親と、はるさんの母親が話をして事態は収拾したものの、はるさんの心は晴れませんでした。
なぜなら、お隣の娘さんが泣き叫びながら自身の母親を責める声を聞き、次のようにハッとしたからです。
「何をしても償えないことをしたのだ」
はるさんは深い後悔に襲われました。
猫を外飼いにしていたのは、気ままに生きる猫の自由のため。ですがその結果、ほかの尊い命を犠牲にしてしまったのです。
この一件から、はるさん一家は猫を室内で飼うようになったといいます。
猫を飼っている人の中には、「猫は自由が一番!」「閉じ込めるなんてかわいそう」という人もいるかもしれません。
しかし、『誰かの犠牲や悲しみの上で成り立つ自由』というのは、あっていいものなのでしょうか。
はるさんは、投稿内でこのように考えをつづっています。
「誰かに苦痛を強いる飼いかたをよしとは思えません」
はるさんの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。
・つらい体験をあえて明かして、周囲に注意をうながす…立派な行為だと思います。
・私の友人もペットの鳥が犠牲になったのですが、飼い主から「猫は悪くない」といわれたそうです…。
・犬はリードを付けるのに、なぜ「猫だけはリードなしで街を歩く権利がある」と思う人がいるのか。やめてほしいですね。
・すべては飼い主の責任。ペットに罪を犯させないためにも、完全室内飼いが妥当だと思えました。
室内飼いでも、工夫次第で猫に自由を提供することは可能です。猫の命や健康を守り、長生きさせてあげることもできるでしょう。
猫との幸せな日々のためにできることを、改めて考えたいですね。