離れ離れになった母猫と子猫が奇跡の再会 しかし奇跡はそれだけではなかった
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アメリカ・メリーランド州の保健所に「犬に脅かされて、危険な状況の野良猫がいる」という住民からの通報がありました。
職員は急いで現場に駆け付け、1匹の野良猫を保護しました。そこで職員はそのメス猫を見てすぐにあることに気が付きます。
猫は明らかに出産したばかりで、授乳中の体だったのです。
職員は近くに子猫がいないかどうか探しましたが見つからなかったといいます。仕方なく職員は近隣住民に「子猫を見つけたら知らせてほしい」と頼み、母猫だけを施設に連れて帰りました。
すると3日後の朝、住民から保健所に「子猫が見つかった」と連絡があり、無事に5匹の子猫を保護することができました。
母猫と子猫たちの感動の再会の瞬間がこちらです。
5匹の子猫と奇跡の再会…だと思ったら
子猫たちは見たところ生後2、3週間ほど。保健所のスタッフが5匹の子猫が見つかったことをFacebookで報告するとたくさんの祝福のコメントが寄せられました。
ところがこの奇跡の再会には続きがあるのです。
5匹の子猫たちが保護された日の夜、保健所に再び住民から連絡があり、「子猫がもう1匹見つかった!」というのです。
実は母猫の子猫は6匹いたのです。
こうして6匹目の子猫も無事に保護され、母猫は子猫全員と再会することができました。
ハッピーエンドにはさらに続きがあった
母猫は『トゥードルズ』と名付けられ、6匹の子猫たちはすくすくと育っています。
そして親子が保護されてから約1か月後、保健所は子猫たちの里親募集を始めたことを投稿し、そこでビッグニュースを知らせます。
なんと最初に里親が決まったのが『パーシー』という名前の最後に保護された子猫で、里親はトゥードルズと一緒に引き取ることを希望したとのこと。
つまりトゥードルズとパーシーはこれからもずっと一緒に暮らせることになったのです。
それから間もなくして5匹の子猫たちにも里親が決まり、猫たちは全員、新しい家族のもとに引き取られていきました。
最後に見つかったパーシーはトレーラーハウスの下に隠れて鳴いていたといいます。きっと先に保護された母親や兄妹たちを探していたのでしょう。
母猫と子猫が別々に見つかり、全員無事だったということは奇跡としかいいようがありません。
また保健所の職員は、母猫であるトゥードルズに最初に里親が決まったこともとても喜んでいます。
数々の幸運が重なってハッピーエンドを迎えられた猫たちはきっと、これからもずっと幸せに暮らしていけることでしょう。
[文・構成/grape編集部]