即位礼正殿の儀で注目 ジョージアの『民族衣装』が想像以上にかっこいい!
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陛下の即位を国内外に宣言する『即位の礼』の1つ、『即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)』が、2019年10月22日に執り行われました。
儀式の様子がテレビで放送されたほか、各国から集まった皇室関係者や要人の衣装が各メディアで紹介されるなど、高い注目を集めています。
そんな中、即位礼正殿の儀に参加した、ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア臨時代理大使の衣装が「かっこいい!」と話題に。
「スターウォーズに登場する、ジェダイの騎士のよう」「風の谷のナウシカみたい」との声も寄せられた衣装が、コチラです。
※ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア臨時代理大使(左)と、サロメ・ズラビシュヴィリ大統領(右)
また、ジョージアのサロメ・ズラビシュヴィリ大統領らと共に皇居入りするティムラズ・レジャバ氏の姿も、動画でご覧ください。
衣装の成り立ちを聞いてみた
今回、自身が着用したジョージアの民族衣装が話題になっていることや、デザインに関してなど、ティムラズ・レジャバ氏から話を伺いました。
まず気になるのは、胸元に並んでいる小さなポケットのようなもの。何か弾丸のようなものが収まっているようにも見えます。
――胸元に並んでいる、小さなポケットのようなものは?
胸に並んだ小さいポケットは、もともと火薬の入った筒を収めるためのものでした。その筒を鉄砲に補充すればそのまま弾丸として使えるようになっていました。
このことから、ジョージアの民族衣装は戦争に出かけることを想定したつくりをしていました。
――ジョージアの民族衣装が「ジェダイの騎士」「ナウシカの世界観」といわれている点について。
火薬を入れなくなった現在はデザインとしてそのまま残っています。
ナウシカ、ジェダイを彷彿とさせますが、確かにこの衣装はもともと兵士が着ていた点から、そのような戦うシーンにはしっくりきますね。
なお、ジョージアの民族衣装は『チョハ』という名前で、結婚式などおめでたい日に着られているのだそうです。
また、ジョージアの民族舞踊のグループもチョハを身にまとい、伝統舞踊を披露するとのこと。裾部分の流れるようなデザインが、ダンスの際にはより一層美しく映えそうですね。
自国の民族衣装を身にまとう参加者たちが多く見られた、『即位礼正殿の儀』。こうして、各国の民族衣装が一度に見られる機会は滅多にありません。
儀式のニュースをチェックしておくと、素敵な発見があるかもしれませんよ。
[文・構成/grape編集部]