『銀河鉄道の夜』に出てくるランプを再現したら? あまりの美しさに、トキメキが止まらない
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「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。

家主「洗濯物にセミが飛んできた」 羽を広げていたのは?「ドキッとした」「泣いちゃう」「洗濯物にセミが飛んできた」というコメントを添えて、Xに2枚の写真を公開したのは、@mekireopa2525さん。 ある日、干してある洗濯物に、『セミ』が飛んできたそうです。
日本の童話作家・宮沢賢治さんの代表作『銀河鉄道の夜』。貧しい家庭環境で育った少年・ジョバンニが『本当の幸福』が何かを探し求める物語です。
物語の中に出てくる、あるアイテムを再現したというツイートがじわじわと注目を集めています。
『銀河鉄道の夜』に出てくるカラスウリのランプ
話題になっているのは、物語に登場する祭りのシーンで、子供たちが持ち歩くアイテム『カラスウリのランプ』を再現したものです。
作品を再現したのは、日本画家の尾山篤二郎(@kuroneko_koa)さん。
ある日、妻から「カラスウリのランプって何?」と尋ねられた尾山さんは、実物を見せるためにランプを手作りすることにしました。
尾山さんの手で生み出された、『カラスウリのランプ』をご覧ください!
ころんとした小さなカラスウリのくり抜かれた穴から、こうこうと漏れ出た美しい光。『銀河鉄道の夜』のワンシーンが思い起こされる幻想的な光景に、胸がときめきます。
こちらは、カラスウリに穴を空けて、中に1㎝ほどのロウソクを入れているのだとか。
ネット上では、作品に対し「感激!これが実物のランプかぁ」「美しい」「幻想的な灯りに見惚れた」といったコメントが続出しました。
尾山さんいわく「空想上のものを再現したにすぎないため、実用性はない」とのこと。
そうっと指でつるをつまんで持ち歩けば、『銀河鉄道の夜』に出てくる少年たちの気分を味わえそうです!
[文・構成/grape編集部]