愛犬をカートに乗せ、真冬の公園を散歩する男性 その理由に涙が止まらない
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カナダ・ノバスコシアに住むブライアン・トンプソンさんは寒さが厳しい12月のある日、公園で1人の男性に目を留めました。
その男性は一面に雪が積もった公園をカートを引きながら歩いていました。ブライアンさんが近づいて見ると、カートには白い犬が乗っていたのです。
気になったブライアンさんはその男性に声を掛けてみることにします。
すると彼のメス犬が進行性の神経疾患である筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っていて、自力で歩けない状態だということを聞かされたのです。
カートには乗り心地がいいように布団やクッションが敷かれて、犬は寒くないように毛布などにしっかりとくるまれていました。
ブライアンさんは感動し、その男性に「あなたは素晴らしい人だ」と伝えたのだそう。
すると男性は「彼女も僕のために同じことをしてくれると思う」と答えたといいます。
犬はまだ病気になる前、男性と一緒にいつもこの公園を散歩していたのではないでしょうか。
そして犬が歩けなくなっても、男性は彼女が元気な頃と同じようにこうして散歩に出かけているのでしょう。
たとえ自分の足で歩けなくても、大好きな飼い主の男性と一緒に外の空気を吸って、空を眺めることができる…それが犬にとってどれほど幸せなことか想像すると心が温かくなります。
この男性と犬が一緒に過ごせる時間が1秒でも長く続くことを願わずにいられません。
[文・構成/grape編集部]