電車に乗るとパニックになる妻 その時夫が考えた『秘策』に、胸が熱くなる…
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- 久保マシン
『久保マシン』という共有のペンネームで漫画を描いている、夫の『くぼ やすひと』さんと、妻の『くぼ ちづこ』さん。
くぼやすひとさんが描いた、妻と電車に乗った時のエピソードをご紹介します。
『パニック障害の妻に夫の僕ができること』
15年前に、くぼさんの妻は突然激しい不安や恐怖に襲われたり、動機やめまいなどの症状が出たりする『パニック障害』を発症しました。
妻は電車に乗った際、次の停車駅までの間隔が長い場合に発作が出てしまうのだそうです。
ある日、電車に乗っていることを意識せずにいると、パニック発作が出にくいと学んだ妻。夫に『あること』を頼むようになりました。
妻は症状が出そうになるたびに、夫に「面白い話をして!」と頼むようになったといいます。
毎回のように面白い話をすることが難しいと感じた夫は、妻が好きな曲を自身の歌声で聞かせる『マイ・ソング作戦』を決行!
夫は1人でカラオケに行き、妻の好きな曲を数曲熱唱して、スマホに録音しました。
作戦は見事成功!録音を聴き終わった妻から、笑顔で「ありがとう」といわれ、夫は喜びます。
しかし、その後妻がイキイキと話し始めたのは、夫の歌声に対するダメ出しだったのです…!
【ネットの声】
・妻のために頑張る夫が素敵です!
・どんな形であれ、妻の力になろうとする夫に心打たれました。
・温かくて優しいお話。感動しました!
・思わず笑ってしまいました!それにしても、いい夫婦だなぁ。
後日、妻は1人で電車に乗らなければいけなくなった時も、いつの間にかスマホに入れられていた夫の歌声に、何度も救われたといいます。
支えたいという想いや症状への知識があれば、本人が抱える悩みや不安を解決できるかもしれません。
パニック障害に苦しむ妻を救いたいという夫の愛が生み出した、とても素敵な解決策でした。
[文・構成/grape編集部]