ジュースもアイスも通用しない!薬を飲まない息子へ薬剤師ママが考えた作戦とは? By - エニママ 公開:2020-03-28 更新:2020-03-28 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 子供が薬を飲まなくて困っているママやパパは、本当に多いもの。薬剤師である私の息子も、薬を飲まない派です。 アイスやジュース、ご褒美のお菓子が全く通用しない息子に、こんなことを感じながら試行錯誤をしていました。 「なんとか薬を飲んでもらおう」 「できれば、飲みたいといわせる方法はないか」 ここでは、そんな私の経験からたどり着いた作戦について紹介したいと思います。 作戦1:ジャムに混ぜて薬を飲ませてみる ※写真はイメージ ジャムの量は、薬がまとまる程度。最大でも一口で食べきれる量がおすすめです。 これは薬を食べさせるという発想。もちろん薬のように飲んでもOKです。 私は、少しカミカミさせて、お茶や水で飲んでもらっています。 普段、ジャムを直接食べることはないと思うので、「好きな味のジャムをそのまま食べていいの?」という特別感が、子供のテンションを上げるようです。 作戦2:味噌に混ぜて薬を飲ませてみる ※写真はイメージ 味噌汁に混ぜる、もしくは直接味噌に混ぜる方法です。 味噌はかなり塩分が多く味も濃いですので、直接混ぜる場合は、薬がまとまるくらいの少量にして、口に入れたら、お茶や水で流し込みましょう。 子供の薬は、リンゴやオレンジなどのフルーツ味が多いので、フルーツ風味の甘辛味噌になります。 味噌は風味が強いので、薬の味が分かりにくくなるのですが、中には薬の味に全く気づかない子供もいるようですよ。 作戦3:飲むゼリーに混ぜてストローで薬を飲ませてみる ※写真はイメージ 『お薬飲めたね』など、薬を飲むためのゼリーが販売されていますが、これを使い方通りに使用しても飲まない子供は意外といます。 そこで、別の方法。コップにゼリーと水を少量、薬を混ぜてストローで飲ませる方法です。 ストローというのがポイントで、口全体に薬の味が広がりにくいところと、遊び感覚で飲めるところが、子供ウケするようです。 作戦4:錠剤に切り替えて飲ませてみる ※写真はイメージ 最終手段ですが、錠剤に切り替えるという方法です。 調剤薬局では、まれに4、5歳くらいの子供に錠剤で薬を渡すことがあります。 薬剤師「錠剤飲めますか?」 ママ「粉の方が飲めないんです。味が苦手みたいで」 実際、こんなやりとりも。 どうしても飲んでくれない場合の最終手段として、試してみるのも一つの手ですね。 子供の好みに合わせて作戦を立てるのがポイント どの方法も注意点は、少量で混ぜること。混ぜたもの全部を飲み込んで、はじめ1回量を飲んだことにはなります。 子供の「もうお腹いっぱい」は避けないといけませんので、できる限り一口で食べきれる量が理想的です。 ※写真はイメージ ちなみに、私の息子は、0歳の時はそのまま薬を飲めていました。ある日突然、飲めなくなり、アイスもジュースもダメ。嫌がりはするけど何とか飲めるココアもダメになりました。 たどり着いたのはジャムです。 今では「ブルーベリーがいい!!」と、好みのジャムを指定するまでに。子供の味覚はどんどん変わっていきますので、その時、好きな味のものに薬を混ぜると、飲んでくれる可能性は高いかもしれませんね。 [文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
子供が薬を飲まなくて困っているママやパパは、本当に多いもの。薬剤師である私の息子も、薬を飲まない派です。
アイスやジュース、ご褒美のお菓子が全く通用しない息子に、こんなことを感じながら試行錯誤をしていました。
「なんとか薬を飲んでもらおう」
「できれば、飲みたいといわせる方法はないか」
ここでは、そんな私の経験からたどり着いた作戦について紹介したいと思います。
作戦1:ジャムに混ぜて薬を飲ませてみる
※写真はイメージ
ジャムの量は、薬がまとまる程度。最大でも一口で食べきれる量がおすすめです。
これは薬を食べさせるという発想。もちろん薬のように飲んでもOKです。
私は、少しカミカミさせて、お茶や水で飲んでもらっています。
普段、ジャムを直接食べることはないと思うので、「好きな味のジャムをそのまま食べていいの?」という特別感が、子供のテンションを上げるようです。
作戦2:味噌に混ぜて薬を飲ませてみる
※写真はイメージ
味噌汁に混ぜる、もしくは直接味噌に混ぜる方法です。
味噌はかなり塩分が多く味も濃いですので、直接混ぜる場合は、薬がまとまるくらいの少量にして、口に入れたら、お茶や水で流し込みましょう。
子供の薬は、リンゴやオレンジなどのフルーツ味が多いので、フルーツ風味の甘辛味噌になります。
味噌は風味が強いので、薬の味が分かりにくくなるのですが、中には薬の味に全く気づかない子供もいるようですよ。
作戦3:飲むゼリーに混ぜてストローで薬を飲ませてみる
※写真はイメージ
『お薬飲めたね』など、薬を飲むためのゼリーが販売されていますが、これを使い方通りに使用しても飲まない子供は意外といます。
そこで、別の方法。コップにゼリーと水を少量、薬を混ぜてストローで飲ませる方法です。
ストローというのがポイントで、口全体に薬の味が広がりにくいところと、遊び感覚で飲めるところが、子供ウケするようです。
作戦4:錠剤に切り替えて飲ませてみる
※写真はイメージ
最終手段ですが、錠剤に切り替えるという方法です。
調剤薬局では、まれに4、5歳くらいの子供に錠剤で薬を渡すことがあります。
薬剤師「錠剤飲めますか?」
ママ「粉の方が飲めないんです。味が苦手みたいで」
実際、こんなやりとりも。
どうしても飲んでくれない場合の最終手段として、試してみるのも一つの手ですね。
子供の好みに合わせて作戦を立てるのがポイント
どの方法も注意点は、少量で混ぜること。混ぜたもの全部を飲み込んで、はじめ1回量を飲んだことにはなります。
子供の「もうお腹いっぱい」は避けないといけませんので、できる限り一口で食べきれる量が理想的です。
※写真はイメージ
ちなみに、私の息子は、0歳の時はそのまま薬を飲めていました。ある日突然、飲めなくなり、アイスもジュースもダメ。嫌がりはするけど何とか飲めるココアもダメになりました。
たどり着いたのはジャムです。
今では「ブルーベリーがいい!!」と、好みのジャムを指定するまでに。子供の味覚はどんどん変わっていきますので、その時、好きな味のものに薬を混ぜると、飲んでくれる可能性は高いかもしれませんね。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]