「幸せな気持ちになれた」 買い物に行けない高齢女性に食べ物を届けているのは?
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
新型コロナウイルス(以下、コロナウイルス)の感染拡大防止のためにアメリカでは外出自粛が呼びかけられています。特に重症化しやすいといわれる高齢者や持病のある人は、人が多い場所に行くことは避けることが大切です。
コロラド州に暮らすレネー・ヘルマンさんは持病があるため、常に医療用の酸素ボンベが必要なのだそう。そのため彼女は一切外出をしないようにしているといいます。
とはいえ生活をするためには食料品などを手に入れなくてはなりません。しかし心配は無用。レネーさんには頼もしい『ヘルパー』がいるのです。
持病のある高齢女性を助ける『配達犬』
そのヘルパーとは隣人のカレン・エベレスさんの愛犬、サニー。
サニーはレネーさんから買い物リストを受け取り、カレンさんが買い物に行って、購入したものをサニーが届けているのです。
サニーがやってきてくれることについて、レネーさんは海外メディア『KKTV』の取材にこう語っています。
このニュースを見た人たちからは「なんて賢い犬」「幸せな気持ちになれた」などのコメントが寄せられています。
感染防止のために重要だといわれている『ソーシャル・ディスタンシング(Social Distancing)』は、ほかの人と6フィート(約180㎝)離れることを意味します。
そのためカレンさんからレネーさんに食料品を手渡しすることはできません。
でもサニーなら心配は無用。安心して買い物を頼めるうえ、かわいい犬の訪問に癒されるという嬉しい特典つき!
コロナウイルスの影響で人々が外出自粛を余儀なくされる中で、高齢者や持病のある人のために買い物の代行をするボランティアの人たちも大勢います。
こういう時だからこそ、普段以上に助け合いの精神を持って生活したいものですね。
[文・構成/grape編集部]