「はい、これあげる」 飼育員にプレゼントを持ってくるイルカが話題に
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新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の対策として世界の多くの国では、互いに社会的距離を保つ『ソーシャルディスタンス』を呼びかけています。
この取り組みによって人と会う機会が減ってしまい、さびしい思いをしている人も多いことでしょう。
そしてそんなさびしさを感じているのは人間だけではないようです。
オーストラリア・クイーンズランド州にある『バーナクルズ・カフェ&ドルフィン・フィーディング』はカフェを隣接したイルカの飼育施設で、お客さんはイルカに食べ物をあげることができます。
ところがコロナウイルスの影響で施設は一時的に営業休止となり、イルカたちに会いに来るお客さんもいなくなりました。
するとそんな日々が続く中で1頭のイルカがある行動に出ます。
ミスティークという名前のイルカがスタッフにプレゼントを持ってくるようになったのです。
ミスティークが持ってくるのは海の中で拾った海綿やサンゴ、フジツボに覆われた空き瓶など。
器用にくちばしの上に乗せて、「はい、プレゼント」というようにスタッフに渡してくれるのだそうです。
施設のスタッフは「イルカたちは人との交流を恋しがっているのでしょう」とこれらの写真をFacebookに投稿。
すると感動した人たちから多くのコメントが寄せられました。
・イルカがこんな風に愛情と人への興味を示してくれるなんて。心が温かくなったわ。
・彼らはとても賢くてフレンドリーだ。
・次回オーストラリアに行く時は必ずこのイルカに会いに行くよ!
海外メディア『ABC NEWS』によると、7頭いるイルカのうちこのような行動をするのはミスティークだけなのだとか。
給仕担当のボランティアスタッフはミスティークからプレゼントをもらったらお返しに魚をあげるそうです。
もしかするとミスティークは「プレゼントを持っていけば魚がもらえる」ということが分かっているのかもしれませんが、そうであっても受け取ったほうは嬉しいですよね。
『バーナクルズ・カフェ』では2020年5月20日からレストランの営業が再開されました。
多くの人たちがまたかわいいイルカたちと触れ合える日が1日も早くやってくるといいですね。
[文・構成/grape編集部]