イギリス外務職員の猫が辞表提出 「田舎で余生を過ごしたい」
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イギリスの外務省で『ネズミ捕り長官』として働いていた猫のパーマストン。2020年8月7日に公式Instagram上で引退することが発表されました。
パーマストンはもともと野良猫でしたが、動物保護団体に保護された後、2016年に外務省に就任。勤務地周辺のネズミ獲り任務のほか『外交大使』としても観光客をはじめ多くの人に愛されてきました。
パーマストンは、Instagramに同省のサイモン・マクドナルド事務次官宛て書かれた『辞表』を投稿。
引退の理由について「注目を浴びることから離れて、リラックスした時間をより多く過ごしたい」とつづっています。
新型コロナウイルス感染症の対策として、郊外にある職員の家で在宅勤務をしていたパーマストン。
田舎の暮らしがすっかり気に入っており、木登りや家の周辺をパトロールするなど、のびのびと過ごしているそうです。
また、引退しても『イギリスと外務省のための大使』であり続けるといいます。
これまで何度かパーマストンとキャットファイトを繰り広げて話題になっていた、首相官邸のネズミ捕り長官である、ラリーもTwitter上で反応。
「引退後の暮らしを楽しんで」とコメントしていました。
ネット上では、パーマストンの引退を惜しむ声などがたくさん寄せられています。
・忙しさから解放されたかったのでしょう。さびしくなります。
・一度だけ見かけたことがありますが、あなたはとても素敵な猫でした。
・あなたが健康で幸せであり続けることを願っています。たまには投稿してくださいね。
パーマストンは現在暮らしている職員の家でそのまま第二の人生を送るとのこと。幸せに長生きしてほしいですね。
[文・構成/grape編集部]