後ろ脚がマヒし、寝たきりだったフェレット 飼い主が歩行器を作ってあげると?
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tsukune(@tsukune09861225)さんは、フェレットのジャックさんと暮らしています。
ジャックさんは、高齢と病気により後ろ脚がマヒしています。
tsukuneさんによると、ジャックさんは後ろ脚がマヒしてしまった当初、前脚の力だけで歩こうと頑張っていましたがあまりの大変さに動くのを諦めてしまったのだとか。
歩くことをやめ、1日中寝たきりになったジャックさんはどんどん弱っていったといいます。
そこで、ジャックさんのためにtsukuneさんが歩行器を手作りしてあげると…。
寝たきりだったジャックさんが元気に散歩をするようになったのです!
嬉しそうに歩くジャックさんの姿に、tsukuneさんは「生きているだけでいいということを教えてくれるジャックに感謝の毎日です」とつづりました。
この投稿に「作り方を知りたい」という声が寄せられ、tsukuneさんは歩行器の材料や手順も公開しています。
フェレット用の歩行器の作り方
【歩行器の材料】
・ミニカー
・マジックテープ付きのヘアバンド
・瞬間接着剤
・プラスチックのトレイ
・発泡スチロール
・針と糸
【作り方】
1.ミニカーのボディ部分を外す
2.発泡スチロールを接着剤でミニカーに接着
3.発泡スチロールの上にトレイを接着
4.トレイにヘアバンドを接着
※ヘアバンドは歩行器を使用する動物に合わせて長さを調整。必要であればマジックテープを縫い付ける。
動きやすいようにできるだけ軽く、すぐに作り直せるようにと100円ショップで手に入る材料で作っているそうです。
歩行器に施されたさまざまな工夫から、ジャックさんへの愛が感じられますね。
動画を投稿した理由に涙…「作ってくれる企業に出会いたい」
tsukuneさんは「小動物の歩行器を作ってくれる企業と出会いたい」という想いからジャックさんの姿をTwitterに投稿したといいます。
寝たきりになってしまったジャックさんのため、彼に合う歩行器を探しましたがそういった器具を作っている企業を見つけられなかったのです。
また、後ろ脚がマヒしてしまうフェレットは少なくなく、歩行器を自作している飼い主もいたとのこと。
そこで、自作した飼い主のブログなどを参考に、tsukuneさんも歩行器を手作りしたのでした。
しかし、自作の歩行器には、安全性や機能面に技術的な限界があると感じているそうです。
フェレットや小動物の歩行器を作ることができる企業が現れることを願います。
[文・構成/grape編集部]