不死身の生き物がいるって本当!? 世界のびっくり長寿動物たち5選
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アイスランドガイ【500年以上】
2006年の調査では、なんと507歳の個体が発見されました。中国の明王朝時代の生き残りだとして“明”と名付けられたその個体は、地球最古の動物といわれています。
出典:Wikipedia
発見当時「調査チームが調べようとした結果うっかり殺してしまった」と報じられましたが、これは誤解だったそう。調査の段階ですでに明は死んでいたのだとか。
実はアイスランドガイは欧米ではパスタやスープに使われるポピュラーな食用貝。なんだかもったいないようですが、ひょっとしたら明よりもっと長命な個体が誰にも気付かれずにクラムチャウダーにされている可能性も…!?
ホッキョククジラ【200年以上】
体が大きく、長く生きる種類の多いクジラの中でも、特にご長寿なのがホッキョククジラ。個体によっては200歳以上にも達するそう!
出典:Wikipedia
2007年にアラスカ沖で捕獲されたホッキョククジラの体内から100年以上前の銛(もり)が出てきたなんていう話もあります。
同じクジラでもミンククジラなど一般的なクジラの寿命が60〜70年ほどなのに比べると、飛び抜けて長寿なホッキョククジラ。恒温動物は体格が大きい種ほど寿命が長いという法則がありますが、ホッキョククジラは世界最大の動物「シロナガスクジラ」よりも長く生きることから、ゲノムなどに長生きのヒミツがあるのではないかと医療面からも注目されています。
ベニクラゲ【不死】
大体のクラゲが寿命は長くても1年程度と短命ななか、ベニクラゲは“不死身”だといわれています。
出典:YouTube
ベニクラゲは、成熟すると「ポリプ」という幼生期に若返ります。それを繰り返すため、自然界では当たり前の事象と思われていた、加齢による死という概念がベニクラゲには存在しないのです。2010年には京都大学で世界記録となる6回目の若返りが成功しています。
とはいっても、ベニクラゲは食物連鎖のうえでは捕食される側。理論上は不老不死に近いといっても、自然界ではやっぱり短命にならざるをえないようですね。
自分たちの両親や祖父母、さらにその昔の時代まで知っていそうな動物たち。彼らの目には歴史のどんな光景が映ってきたのか…。言葉が通じるなら聞いてみたいものです。
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