「雅び…」「美味しそう…」思わずふり返る青いロッカーの正体とは? By - grape編集部 公開:2020-10-20 更新:2020-10-20 Amazon Share Post LINE はてな コメント 出典:枚方つーしん このロッカーの名前は『これやこの』です。 唐突なネーミングに驚いた人もいるであろう、このロッカー。 写真提供:枚方つーしん 青いロッカーを思わず二度見した人もいるのではないでしょうか。 枚方市駅に「Amazon Hub」ってAmazonのロッカーが設置されてる。ドラえもんのような青色 #ひらつーhttps://t.co/Di9vNK21RK— 枚方つーしん (@hira2shin) April 27, 2020 大阪府枚方市の情報サイト、枚方つーしん(@hira2shin)の投稿でも話題になったこのロッカーは、京阪電気鉄道枚方市駅に設置されているのですが…。 『これやこの』とは百人一首の冒頭だったのです。 これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂(あふさか)の関 Twitterでは「なんて雅(みや)びなネーミング」など、秘かな反響となっています。 それにしても、なぜロッカーに…そもそもこの青いロッカーの正体とは何なのでしょうか。 親しみやすく、そして覚えやすく! 写真提供:アマゾンジャパン これはAmazonの商品受け取りサービスで、顧客が指定したAmazon Hubロッカーに配送されるというもの。 このロッカーには、ほかにも『わびぬれば』『こころにも』『しのぶれど』など、百人一首から命名されたネーミングが続々登場しました。 しかも、このトリッキーな命名は、雅びなものだけに留まらないようで…。 『ぶたまん』に『おでん』そして『モーニング』まで! 写真提供:枚方つーしん 写真提供:枚方つーしん 大阪には食文化を象徴する『いかたま』『こなもん』なども! また、東京都世田谷区に設置されたロッカーには『おでん』、新宿御苑付近には『だんご』、そして、都内には『おみそしる』『おにぎり』『やきとり』なども設置されています。 さらには、愛知県や周辺地域では、喫茶店文化を象徴する『おぐら』『モーニング』といった名前まで! ロッカーの名前から、もう1つの街の景色が見えてくるようですね。 このユニークなネーミングについて、アマゾンジャパンにお話を伺いました。 ――なぜこのような試みを? 「お客様やドライバーの皆様にとって、親しみやすく、覚えやすいよう、1つずつのロッカーに名前をつけています」 2020年10月現在、国内600か所以上に設置されているロッカーの名前は『料理』『動物』『植物』『楽器』『色の名前』などさまざまなジャンルに及び、『百人一首』は京都府内・大阪府内の京阪電気鉄道の駅に設置され(2020年9月現在)、古都をめぐる地域の雰囲気に、日本古来の歌が持つイメージを重ねて名付けられたとのこと。 中には、アマゾンジャパンの社員さんが、自らの出身地にちなんだ提案も行ったといいます。 街角でこのロッカーを見かけたら、ちょっとほっこりしたり、千年前にタイムスリップしたり…ふと笑みのこぼれる瞬間を楽しめそうですね。 従来の置き配サービスのほか、受け取りの利便性や、配達ドライバーの負担軽減を目的といて設置されたAmazon Hubロッカーは、今後も日本全国に展開するとのことです。 設置箇所情報などはこちらをご覧ください。 Amazon Hubホームページ ※『百人一首』名のロッカーは、現在整備のため、しばらく休業中の設置場所もあります。 [文/常田麻宇・構成/grape編集部] 店員「一声おかけください」 続く言葉に「腹抱えて笑った」「これは仕方ない」店内に掲示されたお願いの貼り紙。その内容に目を疑う人が続出! カラオケ店にいる人を再現 仮装の写真に『14万いいね』X上に1枚の写真を投稿した、Anii(@YSSkywalker)さん。特別な衣装を用意せず、小道具だけを使って、あるシチュエーションを再現したといいます。 出典 @hira2shin/枚方つーしん/Amazon Share Post LINE はてな コメント
このロッカーの名前は『これやこの』です。
唐突なネーミングに驚いた人もいるであろう、このロッカー。
写真提供:枚方つーしん
青いロッカーを思わず二度見した人もいるのではないでしょうか。
大阪府枚方市の情報サイト、枚方つーしん(@hira2shin)の投稿でも話題になったこのロッカーは、京阪電気鉄道枚方市駅に設置されているのですが…。
『これやこの』とは百人一首の冒頭だったのです。
これやこの 行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも 逢坂(あふさか)の関
Twitterでは「なんて雅(みや)びなネーミング」など、秘かな反響となっています。
それにしても、なぜロッカーに…そもそもこの青いロッカーの正体とは何なのでしょうか。
親しみやすく、そして覚えやすく!
写真提供:アマゾンジャパン
これはAmazonの商品受け取りサービスで、顧客が指定したAmazon Hubロッカーに配送されるというもの。
このロッカーには、ほかにも『わびぬれば』『こころにも』『しのぶれど』など、百人一首から命名されたネーミングが続々登場しました。
しかも、このトリッキーな命名は、雅びなものだけに留まらないようで…。
『ぶたまん』に『おでん』そして『モーニング』まで!
写真提供:枚方つーしん
写真提供:枚方つーしん
大阪には食文化を象徴する『いかたま』『こなもん』なども!
また、東京都世田谷区に設置されたロッカーには『おでん』、新宿御苑付近には『だんご』、そして、都内には『おみそしる』『おにぎり』『やきとり』なども設置されています。
さらには、愛知県や周辺地域では、喫茶店文化を象徴する『おぐら』『モーニング』といった名前まで!
ロッカーの名前から、もう1つの街の景色が見えてくるようですね。
このユニークなネーミングについて、アマゾンジャパンにお話を伺いました。
――なぜこのような試みを?
「お客様やドライバーの皆様にとって、親しみやすく、覚えやすいよう、1つずつのロッカーに名前をつけています」
2020年10月現在、国内600か所以上に設置されているロッカーの名前は『料理』『動物』『植物』『楽器』『色の名前』などさまざまなジャンルに及び、『百人一首』は京都府内・大阪府内の京阪電気鉄道の駅に設置され(2020年9月現在)、古都をめぐる地域の雰囲気に、日本古来の歌が持つイメージを重ねて名付けられたとのこと。
中には、アマゾンジャパンの社員さんが、自らの出身地にちなんだ提案も行ったといいます。
街角でこのロッカーを見かけたら、ちょっとほっこりしたり、千年前にタイムスリップしたり…ふと笑みのこぼれる瞬間を楽しめそうですね。
従来の置き配サービスのほか、受け取りの利便性や、配達ドライバーの負担軽減を目的といて設置されたAmazon Hubロッカーは、今後も日本全国に展開するとのことです。
設置箇所情報などはこちらをご覧ください。
Amazon Hubホームページ
※『百人一首』名のロッカーは、現在整備のため、しばらく休業中の設置場所もあります。
[文/常田麻宇・構成/grape編集部]