まさに間一髪 ゴミの仕分けをしていた作業員が怪しい袋を発見 その中身は…
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ロシアのゴミ処理場で起きた出来事に驚きの声が上がっています。
ウリヤノフスクにあるゴミ処理場で収集したゴミの仕分け作業をしていた時のことです。
作業員のミハイル・トゥカシュさんがベルトコンベヤーで流れてくるゴミの中から1つの袋に目を留めます。
ミハイルさんはその袋を持ち上げて、中身を確認。すると中に入っていたのは…。
袋の中から出てきたのは…生きた猫。
それを見たほかの作業員たちも困惑した表情を浮かべています。
この仕分け作業をしていたすぐ先にはゴミを裁断する機械があり、猫はギリギリのところで命を救われました。
ゴミ処理場の投稿によると猫は健康状態もよく、清潔できちんと手入れされていて、最近まで誰かのペットだったと思われるそう。
さらにショックなのは、この猫は同じゴミ処理場で見つかった初めての動物ではないのです。
過去2か月間で2匹のカメとハリネズミが生きた状態で見つかり、保護されました。
ゴミ処理場のディレクターは投稿にこうつづっています。
九死に一生を得た猫が州政府の『役職』に!
海外メディア『УлПравда ТВ』によると、この出来事が拡散されたことで猫は一躍有名になりました。
そして猫は地元の州政府の環境省に引き取られ、なんと野生動物担当の副大臣に就任することが決まったのです!
猫はこれからは庁舎内で暮らし、職員が世話をするということです。
猫が発見されたのは金属を回収する作業をしているところで、袋はすべて開けて中身を確認しなければならないのだそう。
ミハイルさんが猫を見つけられたのは偶然だったといいます。
この猫が間一髪のところで命を救われて本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]