真冬の山の頂上で凍えていた大型犬をハイカーが背負って下山 「涙が出た」
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アイルランドで暮らすジャン・フランソワ・ボネットさんとシアラ・ノーランさんは冬の山にハイキングに出かけました。
すると山の頂上近くになぜか1匹のゴールデンレトリバーがいたのです。
周りに人はおらず、犬は凍えて動けないどころか吠えることもできないほど弱っていました。
2人は冷たい風が吹きつけるその場所に犬を置いていくことはしませんでした。
ジャンさんは持っていた上着を犬に着せて、背負って下山することにしたのです。
海外メディア『THE IRISH TIMES』によると、山の斜面は所どころ凍っていて、ジャンさんは何度か転んでしまったのだそう。
それでも彼は犬を背負ったまま、約10㎞の道のりを5時間近くかけて歩き続けました。
奇跡的に生きていた犬
帰宅後、ジャンさんたちは犬の身体を温めて、食事をあげました。
それから地元の動物保護団体を通じて飼い主を探したところ、すぐに見つかったのです!
犬の名前はニーシャといい、2週間前に飼い主のエリーナさんと一緒に山へ行った時にシカを追いかけていったまま行方不明になっていました。
ニーシャと一緒にシカを追いかけたもう1匹の犬、ハーリーは翌日に駐車場で見つかりましたが、二ーシャはそこにはいませんでした。
エリーナさんはドローンで探し、山道に自分の匂いのついた衣類を置くなどしましたが、ニーシャは見つからなかったのだそう。
そして2週間が経ち、8歳の高齢犬ということもあって、エリーナさんはニーシャが生きて帰ってくることへの望みを失いかけていたといいます。
保護された時のニーシャは体重が3分の1ほど減っていましたが、その後は元気に回復しているとのこと。
ジャンさんがニーシャを救出する動画には「この犬の気持ちを想像したら涙が出た」「助けてくれてありがとう」などのコメントが寄せられています。
2週間も水も食べ物もない山の中でニーシャがどうやって生き延びたのかは分かりませんが、無事だったことは奇跡といえるでしょう。
大型犬を背負って10㎞も山を下るのは想像以上に大変なはず。ニーシャが優しい人たちに見つけてもらえて本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]