ドリップコーヒー、お湯の注ぎ方の『正解』が出た! プロが教える“おいしい淹れ方”は
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撮影:grapeフード編集部
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- 協力
- 片岡物産株式会社






ドリップコーヒーを淹れる時、お湯は速く注ぐべきなのか、ゆっくり注ぐべきなのか迷うことがあります。
同じコーヒー粉とお湯の量でも、注ぐ速さによって味わいは変わるのでしょうか。
そこで本記事では、ドリップコーヒー『モンカフェ』や『匠のドリップコーヒー』を手掛ける片岡物産株式会社(以下、片岡物産)に、お湯を注ぐ速さによる味わいの違いや、蒸らし時間、家庭でおいしく淹れるコツを聞きました。
ゆっくり注ぐとコクが出やすい
お湯を注ぐ速さによって、コーヒー粉とお湯が触れる時間が変わり、味わいにも違いが生まれるそうです。
苦味やコクに関わる成分は、抽出に比較的時間がかかる傾向があります。
そのため、ゆっくり注ぐと、苦味やコクのあるしっかりとした味わいに仕上がりやすくなるのです。
一方、速く注いで短時間で抽出すると、すっきりとした軽い味わいになりやすいでしょう。
画像提供:片岡物産株式会社
速く注ぐと単純に『薄くなる』のではなく、苦味やコクが控えめになると考えると分かりやすいです。
蒸らしは10秒以上が目安
コーヒー粉に少量のお湯を注いで待つ『蒸らし』には、お湯を粉になじませ、おいしい成分を引き出しやすくする役割があります。
特に新鮮なコーヒー粉には炭酸ガスが含まれているため、蒸らすことでガスが抜け、その後のお湯が粉全体に行き渡りやすくなる仕組みです。
片岡物産の『モンカフェ』では、10秒以上の蒸らしを推奨しています。
画像提供:片岡物産株式会社
抽出時間は好みに合わせる
お湯とコーヒー粉が触れる時間が長いほど、苦味やコクは出やすくなります。
ただし、コーヒーの抽出液がフィルターから落ちる速さは、商品や器具、注ぎ方によっても異なるため『何分で淹れるのが正解』と一律に決めることはできません。
まずは商品のパッケージなどに記載された方法で淹れ、味を確認しましょう。その後、注ぐ速さを変えながら、自分の好みに近づけていくのがおすすめです。
お湯は粉の中央付近へ
抽出のムラを抑えるには、フィルターの縁ではなく、コーヒー粉の中央付近にお湯を注ぎましょう。
画像提供:片岡物産株式会社
中央から注ぐことで、お湯が粉全体に広がりやすくなり、比較的均一に抽出できます。
また、お湯の温度が高いほどしっかりとした風味に、低いほどマイルドな口当たりになりやすいでしょう。90~95℃が目安といわれることもありますが、好みに合わせて調整して問題ありません。
商品タイプでも味わいが変わる
ドリップバッグには、カップの上にのせて使うカップオンタイプと、フィルターが抽出液に浸かるカップインタイプがあります。
フィルターが抽出液に浸からないカップオンタイプは、雑味を抑えたクリアな味わいを引き出しやすくなるとのことでした。
一方、カップインタイプは、コーヒー粉から成分がしっかり抽出され、濃く力強い風味になりやすいのが特徴です。
画像提供:片岡物産株式会社
ドリップコーヒーは、注ぐ速さやお湯の温度を少し変えるだけでも味わいが変わります。
まずはメーカー推奨の淹れ方で基本の味を確かめて、そこから自分好みの一杯に近づけてみてはいかがでしょうか。
[文・取材/ブリジア 構成/grapeフード編集部]