女医が先輩からもらった『子どもの注射』に関するアドバイス 「た、確かに!」 By - grape編集部 公開:2017-06-28 更新:2017-07-18 子供注射 Share Post LINE はてな コメント 子どもにとって、注射は怖いもの。 親としては、どのようにしたら子どもに嫌な思いをさせずにすむか、苦心するものではないでしょうか。 そんな中、女医で育児中のHAL(@halproject00)さんが投稿した、「子どもに注射を受けさせる際に気を付けていること」が賞賛を集めています。 そんなことをいってはダメ 当時研修医であった投稿者さんが、小児科で研修を受けた時のこと。先輩の医師からこのようなことをいわれたそうです。 「子どもに、注射は痛くないなんてウソをついたら駄目」 「子どもを怖がらせたくない」という思いから、口をついて出てしまいそうな「痛くないよ」という言葉。 この言葉はダメだというのですが…理由がこちら。 小児科研修中に、上の小児科の先生に教えられた事。「注射は痛くないなんて嘘はついたら駄目。痛いけど痛いのはすぐ終わる事、体のために注射が必要だって事を、小さい子供でもきちんと話し合う。そうしないと、信頼関係を失うよ」というわけで、娘にも毎回説明してから予防接種行ってます。— HAL@36歳女医 (@halproject00) 2017年6月26日 RTだまし討ちをすると、子供は賢いので親との信頼関係も、病院との信頼関係も損ないます。それは悲しい事です。(当日一番辛い思いをするのは本人です)一旦病院嫌い、医者嫌いを刷り込まれると、なかなか払拭できず、次の受診が更に辛いものになる事も。嘘だけはつかないで欲しいな、と。— HAL@36歳女医 (@halproject00) 2017年6月26日 ウソをつくと、子どもから信頼を失い、病院や医師が嫌いになる。 どうウソをついても、注射は痛いものです。その場しのぎの言葉を使うと、もっとも大切である子どもからの信頼を失いかねないということですね。 先輩の医師の教えを守っている投稿者さん。具体的には、娘にこのように語りかけるといいます。 日本脳炎については、「お外で遊ぶと虫さんが来るね。虫さんにはばい菌を持ってるのがいて、その虫さんに刺されると……ばい菌さんにU(娘3歳)がやられちゃう! 大変!」「ちっくんをするの、そのばい菌さんに負けないようになるよ。今日はそのちっくんに行きます」→— HAL@36歳女医 (@halproject00) 2017年6月26日 →「ちっくんは痛いね。でも、すぐに終わります。いーち、にー、さーんでおしまい。それを頑張ったら、ばい菌さんに勝てるようになるよ」「でも、もっとばい菌さんに負けないようにするために、来週もう一回、ちっくんします。次はずーっと先になるから、しばらくちっくんはおやすみだよ」— HAL@36歳女医 (@halproject00) 2017年6月26日 毎回こんな感じで説明してます。そして終わったら、盛大に褒めてあげます。まあそれでも泣きますが、病院に行くのと、予防接種受けるのは、なんとか納得して頑張ってくれます。今日もちょっと泣きました。そして今プチお昼寝中。よしよし、お疲れ様。よく頑張ったね!— HAL@36歳女医 (@halproject00) 2017年6月26日 「子どもだからと思わず、しっかりと説明する」「注射が終わったら、しっかり褒めてあげる」この2つを行っている投稿者さんの娘は、泣いてしまうけれど納得してくれているようです。 この考え方に、多くの人が賛同のコメントを寄せました。 ちゃんと説明することで頑張ってくれるんですね。娘さん、よく頑張りましたね。 うちも参考にし、早速子どもに説明しました。ありがとうございます。 これは保育園などでも同じことがいえます。子どもだからとウソはつかず、誠実に対応することが大切ですよね。 親からすると、子どもが痛い思いをするのは、自分のことのようにつらく感じることがあります。 簡単ではないかもしれませんが、ぜひ参考にしたい考え方ですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @halproject00 Share Post LINE はてな コメント
子どもにとって、注射は怖いもの。
親としては、どのようにしたら子どもに嫌な思いをさせずにすむか、苦心するものではないでしょうか。
そんな中、女医で育児中のHAL(@halproject00)さんが投稿した、「子どもに注射を受けさせる際に気を付けていること」が賞賛を集めています。
そんなことをいってはダメ
当時研修医であった投稿者さんが、小児科で研修を受けた時のこと。先輩の医師からこのようなことをいわれたそうです。
「子どもに、注射は痛くないなんてウソをついたら駄目」
「子どもを怖がらせたくない」という思いから、口をついて出てしまいそうな「痛くないよ」という言葉。
この言葉はダメだというのですが…理由がこちら。
ウソをつくと、子どもから信頼を失い、病院や医師が嫌いになる。
どうウソをついても、注射は痛いものです。その場しのぎの言葉を使うと、もっとも大切である子どもからの信頼を失いかねないということですね。
先輩の医師の教えを守っている投稿者さん。具体的には、娘にこのように語りかけるといいます。
「子どもだからと思わず、しっかりと説明する」「注射が終わったら、しっかり褒めてあげる」この2つを行っている投稿者さんの娘は、泣いてしまうけれど納得してくれているようです。
この考え方に、多くの人が賛同のコメントを寄せました。
親からすると、子どもが痛い思いをするのは、自分のことのようにつらく感じることがあります。
簡単ではないかもしれませんが、ぜひ参考にしたい考え方ですね。
[文・構成/grape編集部]