もう台所を汚したくない 漁師の妻直伝のイカのさばき方
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白菜の表面に黒い点々を見つけたら… 「そうだったのか!」「初めて知った」「白菜に黒い点々が…!」。そんな状態になっていれば、傷んでいるのか腐敗しているのか、食べてもいいのか…とさまざまな疑問が浮かびます。黒い点々の正体や、食べられるのかどうかなどについてご紹介します。
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秋から冬にさしかかり、秋イカのおいしい季節がやってきました。
イカがまるまる手に入った時、どうやってさばけばよいのか、困ったことはありませんか。
今回は、イカが美味しい長崎県対馬市で生まれ育ち、60年以上漁師の妻で、筆者の祖母の友人であるえっちゃん(82歳)に教えてもらった、『簡単なイカのさばき方』を紹介します。
通常、イカをさばく際は、げそ(イカの足)の部分から、引っ張って内蔵などを出す、といわれていますが、そうすることで墨袋が破れて、身も真っ黒になってしまって大惨事…ということになりかねません。
できるだけ墨袋を傷つけない方法がこちらです。
イカのさばき方
まず、イカを左手に持ち、身(イカの胴体)の部分を袋状に見えるようにして持ちます。
次に、イカを片手で持ったまま、反対の手で包丁の刃を上に向けて滑らせ、身の部分を割くように切ります。
この時、包丁が内蔵に当たらないように注意してください。
身を開いたら、げそから内蔵の部分を、上へ持ち上げながら身からそっとはがします。
最後に、エンペラ(イカの耳)の上の部分に親指を入れ、身からはぐようにして指を下に動かします。
身とエンペラの皮をはぐときは、軍手を使うか、キッチンペーパーやタオルなど、乾いたもので皮を挟み、滑らないようにするとはがれやすくなります。
イカの皮は、水揚げされた日よりも、翌日の方がはがれやすいので、1日冷蔵庫に置いておくのもおすすめです。
イカの保存方法
イカを保存する場合は、身・げそ・エンペラを、部位ごとに分けて冷凍庫で保存するといいでしょう。
料理の用途によって、必要なところだけ解凍して使うことができます。
小さめのイカだったり、全ての部位を一緒に使うのであれば、身の上にエンペラ・げそをならべ、それを身で包むようにして巻いておくのもおすすめです。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]