「左手をこのようにしてください」 意味深すぎる言葉通りに従ってみると…
公開: 更新:


「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。

家主「洗濯物にセミが飛んできた」 羽を広げていたのは?「ドキッとした」「泣いちゃう」「洗濯物にセミが飛んできた」というコメントを添えて、Xに2枚の写真を公開したのは、@mekireopa2525さん。 ある日、干してある洗濯物に、『セミ』が飛んできたそうです。
皆さんの左手をこのようにしてください。あなたの身体に潜む、富山県。
そんなキャッチコピーが書かれた貼り紙を目撃した、Takafumi Osaka(@muscle_penguin_)さん。
「身体に潜む富山県」は、何やら意味深すぎるキャッチコピーですね。左手をどうすれば、富山県が自分の身体に潜んでいるかが、分かるかというと…。
親指を立てて、『いいね』のハンドサインに近いポーズをすると、富山県の地形や、地理的な特徴を表現できるのです!
指や手のひらに出ている線を使い、県内を流れる主要な川や、山を再現。Osakaさんが「その発想はなかった」とつぶやくのも、うなずけることでしょう。
キャッチコピーの近くには、このポーズを説明する文章が書かれています。
まずあなたの左手を、横にしてしみじみと見てください。
親指は能登(のと)半島(指先が北方向)。
次に人差し指を内側に曲げてください。それがあの厳しい山『剱岳(つるぎだけ)』(2999m)です。
中指を曲げてください。それが北アルプス一番の『大汝山(おおなんじやま)』(3015m)、薬指は『雄山(おやま)』(3003m)。
頂上に雄山神社があり、一般に大汝山と雄山で、『立山(たてやま)』です。
そして最後の小指が、『薬師岳(やくしだけ)』(2926m)です。
この山脈が、北アルプス連峰です。
その指の谷間が、『黒部峡谷』なのであります。
これで忘れることなく、『富山県』を伝えられます。左手に感謝です。
富山県への故郷愛をひしひしと感じる文章ですね。
貼り紙に対し、「ついやってしまったわ。人間の心理をよくとらえてるね」「覚えやすい」といった声が上がりました。
Osakaさんは、Twitterに投稿したこの貼り紙が拡散されていることに、「投稿を見た人が『いいね』ポーズをしていると思うと、感慨深い」と思ったようです。
貼り紙を目にしたあなたも、きっと左手で『いいね』ポーズを作っているはず…!
[文・構成/grape編集部]