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反町隆史「本当に感謝しかない」 水谷豊の『手紙』に涙

By - grape編集部  公開:  更新:

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2022年3月22日に放送されたトークバラエティ番組『徹子の部屋』『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、俳優の反町隆史さんが出演。

同番組で語った内容に、反響が上がっています。

反町隆史「本当に感謝しかない」

反町さんといえば、2000年に放送が開始されたテレビドラマ『相棒』シリーズに出演。

2015年10月放送の『season14』第1話から、俳優の水谷豊さん演じる杉下右京の相棒、冠城亘役を演じていました。

そして、2022年3月23日放送の『相棒 Season20』最終話で、反町さんは同シリーズを卒業。

歴代最多である125回の出演を果たした気持ちを、「言葉にならない感じがある。あとは、水谷さんが喜んでくれた」と明かしています。

水谷豊から、反町隆史への手紙

『ソリ』と呼ばれたり、一緒にゴルフに行ったりと、水谷さんとは公私ともに仲がよい様子の反町さん。

番組の終盤、司会者の黒柳徹子さんが「水谷さんからの手紙を預かっている」と伝えると、反町さんは、口元に手をあてて驚いていました。

黒柳さんが読み上げた、水谷さんの手紙の内容がこちらです。

反町様、どんな相棒でしたか。撮影期間7か月、毎年始まる前はしばらく戻ってこられない遠洋漁業にでも出るような気持ちになります。
長い時間一緒にいると、相手の日々の状態も分かってくるものですが、ソリは、身体も、そして精神も、タフな相棒でした。
一番思い出に残っているエピソードは、2人の娘さんを留学させるべきかどうか、娘さんにどうしてあげたらいいのか、悩んでいる時に垣間見せた、人として、父親としてのソリの顔がとても印象的でした。
北海道ロケ、スタッフたちも一緒に何日か宿の温泉に入った時のこと。ソリから「身体にいいから」と、温泉と水風呂を交互に2回入るようにとのオーダーがあったのですが、北海道の水のなんと冷たいこと。
3日目に「水風呂2回入りましたか?」とソリに聞かれて「もちろん!」と答えましたが、実は1回しか入っていませんでした。他愛のない時間のなんと楽しかったことか。

徹子の部屋 ーより引用

「『相棒』の撮影が始まる時は、いつも遠洋漁業に出るような気持ち」という、水谷さん。

特に思い出に残っている、北海道のエピソードを明かしていました。

また、水谷さんは、卒業について、今後の反町さんについての想いを次のようにつづっています。

相棒で7年付き合ったからこそいえることですが、ソリが選んだ道は、それがいかなる道であろうと賛成です。

人生、仕事、これまで積み重ねてきたことが、役者として発揮できるのは50歳からだと思います。ちょうどソリの今の年代です。
これまで近くでいろいろなソリを見てきたからこそいえるのですが、この先相棒の冠城亘とも違う、魅力的な役者、反町隆史を見られることをとても楽しみにしています。
終わってみれば、やはり長かったような、あっという間のような7日間でした。

ソリ、サンキュー!

徹子の部屋 ーより引用

想いが込もった水谷さんの手紙を聞きながら、感極まった様子で、目からあふれる涙を何度もハンカチで拭った反町さん。

手紙の内容を聞いた反町さんは、水谷さんへの想いを、次のように語りました。

そうですね。愛情を7年間いただいたので、また、役者としてももちろんそうですけど、人間としても十分教えていただいたので、主演俳優としての在り方、そこも僕の中で初めて見れたので。
20代の時の自分と30代の時の自分っていうのは、主演をやるのに必死で、周りが見れなかったりとか、自分自身のことしか考えられなかったこともあったし。
ただこれはやっぱり水谷さんが、「主演俳優はこういう風に人と接するんだな」とか、「こういう風な仕事をするんだなって」いうのは、僕の中で初めて見た光景だったので。

全部全部、自分には新鮮にうつりましたし、またこの7年間、学ばせていただいて、本当に感謝しかないです。

徹子の部屋 ーより引用

反町さんは、長い俳優人生の中で「主演俳優としての在り方を初めて見た」と、水谷さんの立ち振る舞いに感銘を受けたのだとか。

この7年間、学ばせていただいて、本当に感謝しかないです」と、水谷さんへの感謝の気持ちを明かしていました。

放送を見たファンたちからは、さまざまな声が上がっています。

・水谷さんの手紙でポロポロ泣いた。最高の相棒ですね。

・一番好きな相棒。反町さん、本当にお疲れさまでした。

・感動して涙が。本当に公私ともに仲がよかったんだな。これからはプライベートで楽しく過ごしてほしい。

反町さんと水谷さんがともに過ごした7年間は、互いを認め合い、支え合ってきた、かけがえのない時間だったのでしょう。

卒業しても、最高の相棒には変わりない…そう思わせてくれる2人のエピソードに、多くの人が胸を打たれました。


[文・構成/grape編集部]

出典
徹子の部屋

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