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高木ブーは雷様役で一躍有名に! 「痩せた」とのウワサの真相は?

By - grape編集部  公開:  更新:

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高木ブー

高木ブー(たかぎぶー)さんは、音楽バンド・コントグループ『ザ・ドリフターズ』のメンバーで、日本を代表するコメディアンの1人です。

バラエティ番組のコントで披露した雷様役が、お茶の間で人気を博しました。

ここでは、高木ブーさんの年齢や「痩せた」というウワサの真相、一人娘について、また『高木ブー伝説』という曲にまつわるエピソードなど、さまざまな情報をご紹介します。

高木ブーは雷様役でブレイク! 鬼が履くような黄色いパンツが印象的

高木ブーさんは音楽バンド・コントグループとして活躍していた『ザ・ドリフターズ』のメンバーです。

『ザ・ドリフターズ』は、1969年から16年間にわたって放送されたバラエティ番組『8時だョ!全員集合』(TBS系)などで知られる、国民的コントグループ。

高木ブーさんの代名詞となったのが『8時だョ!全員集合』内で演じた雷様です。緑色のアフロヘア・同色の全身タイツ・トラ柄の黄色いパンツは、高木ブーさん演じる雷様のトレードマークになりました。

雷様はウクレレやギター演奏と一緒に素晴らしい歌声も披露し、視聴者から愛されたキャラクターの1人です。

ツイッターでも、『雷様』と聞くと高木ブーさんを思い出す人が多くいます。

・雷様なのか、空の遠くがピカピカ。雷様といえば高木ブーを思い出す。

・高木ブーといえば『ギターの雷様』。ウクレレもいいけどギターもうまい。もちろん歌声も最高!

『8時だョ!全員集合』が終了して30年以上経ちますが、高木ブーさんの雷様がみんなから愛されていたことが分かりますね。

高木ブーが最近痩せたというウワサの真相は?

『AERA dot.』のインタビューによると、高木ブーさんが『ザ・ドリフターズ』に加入したきっかけは、いかりや長介(いかりやちょうすけ)さんから誘われたことでした。

当時高木ブーさんは、ウクレレやギター演奏の腕前を買われて誘われたと思ったのだそうです。

しかし、後にいかりや長介さんから「デブがいると並んだ時にグループとして面白くなるから誘った」と、告げられたといいます。

上記のエピソードがあるように、『ザ・ドリフターズ』の太ったキャラクターとして、視聴者からも親しまれてきた高木ブーさん。しかし、2009年に手術したことをきっかけに大きく体重を落としました。

『現代ビジネス』の取材によると、高木ブーさんは『8時だョ!全員集合』などのコントで身体を酷使した影響でヒザに負担がかかり、人工関節を入れる手術を決意。

しかし、術中に菌が侵入したため患部を何度も洗浄する必要があり、手術は3回、入院期間は3~4か月にもおよんだそうです。

入院期間中に自身が希望して病院食にしてもらうと、10kgの減量に成功。若い頃に80kgあった体重は60kgまで減ったそうです。

「医者からは『内臓の病気じゃないので、何を食べてもいいですよ』と言われていたのですが、自分の希望で病院食にしてもらいました。

これが味気なくて、最初は後悔しましたが、不思議と慣れるんですよね。おかげで体重を10kg落とすことに成功しました」

現代ビジネス ーより引用

高木ブーは結婚していて、一人娘のカオルと同居

高木ブーさんは『ザ・ドリフターズ』に加入する前から結婚しており、加入時にはすでに一人娘のカオルさんも誕生していました。

2019年で86歳の高木ブーさんは、現在、娘のカオルさんとその夫、子供と同居中です。

高木ブーさんと娘のカオルさんは、『婦人公論.jp』で対談し、車にまつわるエピソードを明かしました。

高木ブーさんは84歳になった2017年に、娘のカオルさんの助言で運転免許証を返納しました。きっかけは高木ブーさんが運転中、シャッターに車体をぶつけたことです。

自分では「運転自体、まだ大丈夫」と思っていた高木ブーさんでしたが、「もし子供たちの列に突っ込んで傷つけてしまったら大変」とカオルさんが説得。また、「コメディアンとして人生の終わりに子供を悲しませてはいけない」と伝えると、高木ブーさんの胸に響き、免許返納に至ったといいます。

今では出かける時には、カオルさんの夫に運転してもらうなど、娘夫婦にサポートしてもらいながら暮らしているそう。

『ザ・ドリフターズ』として一世を風靡し、身体を酷使しながら働いて家族を養ってきた高木ブーさんと、一人娘・カオルさんとの温かいエピソードですね。

高木ブーは寝るのが大好き? 居眠りして注意された過去を暴露

『ザ・ドリフターズ』のメンバーは、現在も一緒にイベントなどに登場しています。

2012年に開催された『第5回したまちコメディ映画祭in台東』で、高木ブーさん・加藤茶(かとうちゃ)さん・仲本工事(なかもとこうじ)さんは、コメディ栄誉賞を受賞し、セレモニーに参加しました。

『したまちコメディ映画祭in台東』は、日本初の本格コメディ映画祭で、地元住民や映画ファンが一体となってイベントを盛り上げています。

2012年の開催時には、1969年に放送された映画『ドリフターズですよ!特訓特訓また特訓』や、1970年の映画『ズンドコズンドコ全員集合!!』、1972年の映画『舞妓はんだよ全員集合!!』が上映されました。

セレモニーで、高木ブーさんは当時の思い出として、映画の撮影は夜の時間帯が多く、自身が居眠りをしていた過去を告白。居眠りが多かったため、「邪魔しないように」と注意されてしまったそうです。

高木ブー公認の『高木ブー伝説』という曲がある!?

高木ブーさんには、自身が公認している『高木ブー伝説』という曲があります。

同曲を歌うのは、ロックバンド『筋肉少女帯』。『筋肉少女帯』は、中学校の同級生だったボーカルの大槻ケンヂ(おおつきけんぢ)さんとベースの内田雄一郎(うちだゆういちろう)さんによって1982年に結成されました。

大槻ケンヂさんは、2018年10月29日に放送された音楽番組『プレミアMelodiX!』(テレビ東京系)に出演した際、『筋肉少女帯』のブレイクは高木ブーさんのおかげだったことを語っています。

『筋肉少女帯』は、インディーズで活動していた1987年に楽曲『高木ブー伝説』を本人の無許可で発売。メジャーデビュー後にストップがかかり、販売中止となる事態になりました。

しかし、この事態を知った高木ブーさんが、若い人たちを応援する意味も込めて許可を出し、『高木ブー伝説』は無事にリリースされます。

高木ブーさんは、その後も『筋肉少女帯』のライブに足を運ぶなど、応援してくれたそうです。

高木ブーの現在・これから

高木ブーさんは2019年9月27日公開の映画『任侠学園』に、高木組組長役として出演。

映画『任俠学園』予告編

さらに、同年9月21~22日まで群馬県前橋市のヤマダグリーンドーム前橋で開催された『山人音楽祭2019』に、ミュージシャンとして参加しました。

俳優・ミュージシャンとして今でも精力的に活動している高木ブーさん。これからの活躍も期待しています。

高木ブー プロフィール

生年月日:1933年3月8日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:160cm
所属事務所:イザワオフィス

国民的コントグループ『ザ・ドリフターズ』のメンバー。1969年から16年間放送されたバラエティ番組『8時だョ!全員集合』(TBS系)への出演でお茶の間の人気者に。全身緑色のルックスと黄色いトラ柄のパンツを履いた『雷様』は高木ブーの代名詞となる。ウクレレやギター演奏の腕が一流で、数多くの楽曲を発表するなど音楽活動も精力的に行っている。現在もコメディアン・俳優・ミュージシャンとして多方面で活躍中。


[文・構成/grape編集部]

出典
現代ビジネス9.27(金)公開「任俠学園」予告編イザワオフィス

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