本当に初対面? 視覚障がいをもつ男性に会った盲導犬が… 「涙があふれた」
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目が見えない人や、見えにくい人が、安全に歩くためのサポートをしてくれる、盲導犬。
視覚障がいをもつ人にとって、盲導犬は常に行動をともにするパートナーといえます。
視覚障がいをもつ男性と初めて会った盲導犬が?
アーティストのポール・キャッスルさんは16歳の時に、網膜色素変性症と診断されました。
この病気によって、彼の視野は非常に狭く、ストローで覗いているように見えるといいます。
2022年5月、ポールさんは自身のパートナーとなる盲導犬と初対面しました。
これから一緒に生活していくわけですから、盲導犬との相性は大事です。
やや緊張した様子で、待っているポールさん。そこに、盲導犬がやってきて…。
ポールさんを見るなり、彼に抱きついた盲導犬のメープル。
「よろしくね!」というように、しっぽをブンブン振って、すでにポールさんのことが大好きな様子です。
初対面とは思えないほど打ち解けた、ポールさんとメープルの出会いに、多くの人たちが笑顔になったようです。
・メープルが彼のヒザの上に乗った瞬間に、涙があふれた!
・彼らは一瞬で心が通じ合ったね。
・メープルは間違いなく、きみのための犬だ。彼もそれが分かっているんだよ。
ポールさんとメープルは2週間、ペアで行動するためのトレーニングを受けました。
人懐こいだけでなく、優秀な盲導犬であるメープルは、すべてのテストに合格。
こうして彼らは、ポールさんの自宅での生活を順調にスタートしています。
まるで長年一緒に暮らしている飼い主と愛犬のような、ポールさんとメープル。
まだ出会って数週間なのに、彼らの間にはしっかりと信頼関係ができているのが伝わります。
メープルはポールさんの夫のこともすぐに大好きになり、すっかり家族の一員として馴染んでいるそう。
これから先、メープルはポールさんを支える盲導犬であるだけでなく、彼の親友としてたくさんの喜びをもたらしてくれることでしょう!
[文・構成/grape編集部]