客「毎回笑かしてくる」 店員の声がだだ漏れな商品POPに腹筋崩壊
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毛ガニを仕入れた鮮魚店 売り場に用意した『貼り紙』に「笑いました」「いい注意書き」2024年12月3日に、幸丸(@skanayaneko)さんが運営する鮮魚店では、初物として毛ガニを仕入れたそうです。 ただ、毛ガニが並べられた売り場には、一風変わった『貼り紙』が貼ってあり、多くの注目を集めることになりました。
『逃げる3人』の頭上を見ると? 危険な光景に「嫌すぎる」アメリカのハワイを訪れ、美術館や歴史的建造物などを見て回っていた、@Chaos_No_Nameさん。ヤシの木に金属製の看板が設置されているのを発見したのですが、ココナッツの落ち方に我が目を疑ってしまいました。
広島県広島市内で2店舗を展開するスーパーマーケット『たかもり』の商品POPが、ネット上で話題を呼んでいます。
きっかけは、たかもり宇品本店を訪れた、はんこ屋Honono(@Hononos_stamp)さんの投稿でした。
毎回笑かしてくる。
そうコメントをつけて投稿者さんが紹介したのは、世界一画数が多いともいわれる『ビャンビャン麺』の商品POP。
POPには、商品名や価格といった基本情報のほか、店員の心の声までもが、つづられていたのです。
POP作る人のことも考えてもろて。
『ビャンビャン麺』は世界一画数が多い料理名。PCで『ビャン』の漢字を打ち出そうとしても、フォントが対応しておらず、カタカナかひらがなで商品名を紹介するしかありません。
仮にフォントが対応していたとしても、その画数の多さで、印刷時に文字がつぶれてしまうことでしょう。
また、手書きをしようとも、困難を極めます…!
もはや商品紹介とは関係ないPOPのメッセージは、投稿者さんの笑いのツボを刺激しただけでなく、写真を見た多くの人の笑いを誘いました。
たかもり宇品本店の担当者に話を聞いてみた
今回の『ビャンビャン麺』以外にも、独創的でクスッと笑える商品POPが多い、たかもり宇品本店。
スーパーを運営する株式会社たかもりの広報担当者に話を聞いたところ、POPは商品を出す担当者がそれぞれ考えており、中でも2~3人が、今回のようなクスッと笑えるPOPを作成しているといいます。
しかし、今回の『ビャンビャン麵』にいたっては、「深く考えておらず、思いついたものを書いた」というのですから、インパクトが強いPOPを考えるセンスは、もはや天性の才能といってもいいのかもしれません…!
とはいえ、ユーモアあふれる商品POPを出すのには、戦略的な意図もあるとのこと。
弊社は広島市内に2店舗しかないため、大手との差別化を図る狙いもあります。
そう答えてくれたのは、株式会社たかもりで広報を担当している、伊木さん。
今回、たかもり宇品本店の商品POPがネット上で話題になっていることを知り、とても驚いた様子を見せていました。
商品POPで、他社との差別化が成功しているのは、今回の反響を見れば明らか。
たかもりが広島市内にしかないのが、ほかの地域の住民からしてみれば惜しいですが、もしも広島市を訪れた際には、足を運んでみてはいかがでしょうか。
商品よりも、POPのほうに意識がいってしまい、買い物どころではなくなってしまうかもしれません…!
はんこ屋Hononoさんの作品はこちら
なお、たかもり宇品本店の商品POPが注目を集めるきっかけを作った、はんこ屋Hononoさんは、版画用ゴム版を使った、はんこ制作をしています。
イベントフライヤーやアーティストとのコラボもしているので、気になった人はぜひ、はんこ屋HononoさんのSNSもご覧ください。
[文・構成/grape編集部]