木から落ちたナマケモノの赤ちゃん 母親に近付けると…? 「涙が出た」
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コスタリカにある『ジャガー・レスキュー・センター』は、病気やケガをした動物や、親がいない動物を保護する施設です。
ある日、ビーチの近くで、地面で鳴いているナマケモノの赤ちゃんが見つかりました。
スタッフが見上げると、そばの木にナマケモノの母親がいました。
母親は、我が子が落ちたことに気付いていないのか、すでに木の上のほうに登ってしまっています。
スタッフは念のため、赤ちゃんを獣医に見せたところ、健康でケガもしていませんでした。
赤ちゃんを母親の元に返してあげるには、木の高いところにいる母親に迎えに来てもらわなければなりません。
そこで、赤ちゃんの鳴き声を録音して、その音声を母親がいる木のそばで再生することにします。
果たして、この作戦はうまくいったのでしょうか。
我が子の鳴き声を聞いたナマケモノの母親は、ゆっくり、ゆっくりと木の下に下りてきました。
ただ、ナマケモノだけに動きがとてもスロー!その間、スタッフは辛抱強く、赤ちゃんをもって待ち続けます。
そしてついに、手が届く距離まで下りてきた母親に赤ちゃんを差し出すと、母親はしっかりと我が子を抱いて、木の上に戻って行きました。
この動画には107万件を超える『いいね』が集まり、喜びの声が上がっています。
・なんて美しい瞬間だ。お母さんの表情が人間みたいだね。
・赤ちゃんをしっかりと抱く母親を見て、涙が出た。
・あの長い手は、我が子を抱きしめるためにあるんだね。
『ジャガー・レスキュー・センター』では、ナマケモノの赤ちゃんを母親に返す時はいつもこの方法を行っているのだとか。
言葉が通じない動物を相手に「赤ちゃんを迎えに来て!」と伝える見事な方法ですね。
「ママー!」と呼ぶように鳴く赤ちゃんを見て「あらあら、そんなところにいたの」というような優しい表情を見せるナマケモノの母親。
母親にしがみつく赤ちゃんの愛らしさと、そんな我が子をしっかりと抱きかかえる母親の姿からは、親子の愛情の深さが伝わりますね。
[文・構成/grape編集部]