奈良で目にした不動明王の『解説文』 「ありがたすぎる」「ワードセンスに笑った」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- @trartra
無宗教国家とされる一方で、八百万の神々を信仰する多神教の国ともされる日本は、ちょっぴり不思議な国といえるでしょう。
特に信仰の強い人でなくとも、仏様だけでなく、森羅万象に宿った神様に願いごとをするのは、日本ではよくあることです。
神様の解説に「なんてありがたいんだ…!」
奈良県吉野郡を訪れたカステラ(@trartra)さんは、不動窟鍾乳洞に足を運びました。
観光名所の1つである不動窟鍾乳洞は、およそ1300年前に発見されたといわれており、日本遺産にも登録された場所。
洞窟内には五大明王の1人である不動明王がまつられており、不動明王について解説した看板も設置されています。
その看板を見たカステラさんは、心からこう思いました。「ありがたすぎる」…と。
不動明王は眉を吊り上げた怖い表情や、剣を握ったポーズとは裏腹に、慈悲に満ちた心の持ち主。
迷いや苦しみから人々を救い、戦勝や悪魔退散に加えて、学業成就、健康長寿、厄除災難など、さまざまな願いを叶えてくれるとされています。
※写真はイメージ
看板によると、『どんなにあつかましい世俗的な願いごと』でも、不動明王は人間を救うべく、災いを除くためにほん走してくれるのだとか!
多くの人が頼もしさを感じると同時に、「そんなにも神様が頑張ってくれるだなんて…」と申し訳ない気持ちも覚えてしまいそうです。
写真は拡散され、多くの人が不動明王に心の中で手を合わせました。
・不動明王様、あまりにも優しすぎるだろ…。
・ありがてえ…。でも『不動』なのに、めちゃくちゃ動いてるじゃん!
・「どんなにあつかましい世俗的な願いごと」っていうワードセンスで笑った。
「忙しすぎて、『不動』じゃなくて『多動』明王だ…」といったツッコミも続出した、不動窟鍾乳洞の立て看板。
人々を救ってくれる不動明王に感謝の気持ちを伝えたい人は、この地を訪れてみてはいかがでしょうか!
[文・構成/grape編集部]