奈良で目にした不動明王の『解説文』 「ありがたすぎる」「ワードセンスに笑った」
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「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。

家主「洗濯物にセミが飛んできた」 羽を広げていたのは?「ドキッとした」「泣いちゃう」「洗濯物にセミが飛んできた」というコメントを添えて、Xに2枚の写真を公開したのは、@mekireopa2525さん。 ある日、干してある洗濯物に、『セミ』が飛んできたそうです。
- 出典
- @trartra
無宗教国家とされる一方で、八百万の神々を信仰する多神教の国ともされる日本は、ちょっぴり不思議な国といえるでしょう。
特に信仰の強い人でなくとも、仏様だけでなく、森羅万象に宿った神様に願いごとをするのは、日本ではよくあることです。
神様の解説に「なんてありがたいんだ…!」
奈良県吉野郡を訪れたカステラ(@trartra)さんは、不動窟鍾乳洞に足を運びました。
観光名所の1つである不動窟鍾乳洞は、およそ1300年前に発見されたといわれており、日本遺産にも登録された場所。
洞窟内には五大明王の1人である不動明王がまつられており、不動明王について解説した看板も設置されています。
その看板を見たカステラさんは、心からこう思いました。「ありがたすぎる」…と。
不動明王は眉を吊り上げた怖い表情や、剣を握ったポーズとは裏腹に、慈悲に満ちた心の持ち主。
迷いや苦しみから人々を救い、戦勝や悪魔退散に加えて、学業成就、健康長寿、厄除災難など、さまざまな願いを叶えてくれるとされています。
※写真はイメージ
看板によると、『どんなにあつかましい世俗的な願いごと』でも、不動明王は人間を救うべく、災いを除くためにほん走してくれるのだとか!
多くの人が頼もしさを感じると同時に、「そんなにも神様が頑張ってくれるだなんて…」と申し訳ない気持ちも覚えてしまいそうです。
写真は拡散され、多くの人が不動明王に心の中で手を合わせました。
・不動明王様、あまりにも優しすぎるだろ…。
・ありがてえ…。でも『不動』なのに、めちゃくちゃ動いてるじゃん!
・「どんなにあつかましい世俗的な願いごと」っていうワードセンスで笑った。
「忙しすぎて、『不動』じゃなくて『多動』明王だ…」といったツッコミも続出した、不動窟鍾乳洞の立て看板。
人々を救ってくれる不動明王に感謝の気持ちを伝えたい人は、この地を訪れてみてはいかがでしょうか!
[文・構成/grape編集部]