エリザベス女王を毎朝起こしていたバグパイプ奏者 『最後の演奏』に反響 「涙が出た」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- @RoyalFamily
日本時間2022年9月19日、イギリスのロンドンにある、ウェストミンスター寺院でエリザベス女王の国葬が執り行われました。
国葬には世界各国から王族などの要人、およそ2千人が出席し、日本からは天皇皇后両陛下が参列しています。
バグパイプ奏者の演奏に、感動の声
英国王室のTwitterアカウントは、国葬の様子などを投稿。その中で、こちらの動画に多くの反響が寄せられています。
動画では、1人の男性が民族楽器『バグパイプ』を奏でながら、その場を立ち去る姿が映し出されていました。
実はこの男性は、女王専属のバグパイプ奏者とのこと。伝統文化を大切にしてきた女王は、毎朝寝室の窓の下で奏でられる15分間のバグパイプの音色を合図に起床をしていたそうです。
女王の目覚ましとして演奏をしてきた奏者が、永遠の眠りについた主人を哀悼し静かに去っていく様子が、なんとも感動的ですね。
国葬の終盤、バグパイプによる哀悼曲『Sleep Dearie Sleep』が奏でられ、続いて国歌『God Save the Queen』が斉唱されました。
男性によるバグパイプの演奏は多くの人の感動を誘い、ネット上でもたくさんのコメントが寄せられていました。
・本当に素晴らしかった。段々と遠ざかっていく後ろ姿と音色に、涙が出ました。
・人生で最も心に残る場面でした。
・ライブ放送で観たけど、荘厳で鳥肌が立った。
女王の棺は葬儀後、ロンドン郊外のウィンザー城に運ばれ、城内の礼拝堂に埋葬されるとのこと。
バグパイプの美しい音色は、天国にいるエリザベス女王にもきっと届いていることでしょう。
[文・構成/grape編集部]