なぜこのタイトルに? フジテレビの『ノイタミナ』誕生の背景を、担当者に聞いた! By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング 公開:2022-12-20 更新:2023-03-06 高橋留美子 Share Post LINE はてな コメント (C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会 さまざまなテレビ局が、深夜の時間帯にアニメ放送枠を設けている昨今。その中で特に長い歴史を持つのが2005年にスタートし、2023年で18年目を迎えるフジテレビの木曜深夜アニメ枠『ノイタミナ』(フジテレビ系)。 数々の人気作品を放送してきた枠なので、アニメをそんなに見ない人でも、『ノイタミナ』というブランド名は知っているかもしれませんね。 ところで、なぜ『ノイタミナ』というブランド名になったのか、ご存じでしょうか。 今回は、『ノイタミナ』の生みの親のひとりである、フジテレビアニメ制作センター局次長・松崎容子さんに『ノイタミナ』誕生の背景を取材しました。 「月9でアニメを作りたい」のひと言がすべての始まり ――2005年に『ハチミツとクローバー』からスタートした『ノイタミナ』。生まれた経緯は? 当時、編成部のアニメのチーフだった金田耕司が「月9でアニメを放送したい!」といったのが始まりです。 テレビはジャンルが報道、情報、スポーツ、ドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー、アニメの7つに分かれています。しかし、金田は「アニメは表現手法がアニメか実写かというだけであって、映像のジャンルはドラマである」と考えていました。そこから、月9で放送できるようなアニメを作りたいという考えに至ったそうです。 ――大胆な発想…。 当時は月9ドラマのようにテレビ局が主導となり、1クールごとに放送委員会方式でレギュラー枠として放送する深夜枠アニメはほとんどありませんでした。そんな中で、金田は「月9ドラマと同じように、1クールで見せなければいけないのであれば、深夜枠だろうが1クールで完結するアニメを作るべきだ」と旗を掲げ、ブルドーザーのように一気に社内外を調整。そのおかげで、『ノイタミナ』の制作体制が整いました。 ――1作目はなぜ『ハチミツとクローバー』だった? 金田が制作体制を調整していく中で、 時を同じくして、映画製作・配給会社の『アスミックエース』さんから『ハチミツとクローバー』のアニメの話をいただきました。「これは素晴らしいタイミングだ!」と思いましたね。 原作の知名度も高いこの作品を2クールで始められるのは、木曜深夜のアニメ枠として視聴習慣を育むにはちょうどよかったのです。こうして『すべてのお見合い』がうまく進んだこともあり、2005年に『ノイタミナ』として、『ハチミツとクローバー』の放送が始まりました。 ※写真はイメージ 女性向け作品が多かったのは本当に「たまたま」だった ――『ノイタミナ』の初期は『ハチミツとクローバー』や『Paradise kiss』『働きマン』など女性人気の高い作品ばかりだったが、狙いはあった? 本当に、たまたまです。当時の取材で「女性もドラマのように、気軽にアニメを見ることができるような作品を作りたい」と話したこともあり、女性向け枠と思われたことがありましたが、女性向けで固めるというつもりはありませんでした。 ――なぜ女性人気の高い作品が多かったのか? 私がものすごく漫画好きで、映像化できるのならこの漫画がいい、この先生の作品がいいという企画を、とにかくたくさん出していました。オリジナル作品と比べて、原作がある作品は企画が進めやすいですから、金田がオリジナル作品の準備をしている間に、原作がある作品からどんどん企画が進んでいったのです。その結果、女性人気のある作品が初期に固まってしまったというわけです。 一度は否定したタイトルを正式採用! ――なぜ『ノイタミナ』という名前になったのか? 『ノイタミナ』はローマ字で書くと『noitaminA』。これは『Animation』を逆から読んだものですが、タイトルを考えるのは本当に大変でした。当時、チーフの金田と編成だった私と高瀬敦也の3人で、ホワイトボードが真っ黒になるまでいろいろな案を出し合いましたね。 ――『ノイタミナ』は誰が出した案? 最初に『ノイタミナ』の名前を出したのは高瀬でした。「金田さんはアニメの常識をひっくり返したいといっていますから、『Animation』をひっくり返して『noitaminA』とかね」と冗談交じりで出たものでしたね。 ――最初に『ノイタミナ』と聞いた時はどう思った? その時は「なんかいかにもだよね」「それはダサくない?」と否定していました。それでも、何時間も会議を続けているうちに、「『ノイタミナ』でよくない?」となって…(笑)。それでタイトルが決まりました。ほかにも現アニメ制作部部長の高瀬透子や後にチーフプロデューサーになる山本幸治にも意見を聞きましたが、最終的に私たち編成の判断で『ノイタミナ(noitaminA)』に決めました。 ――最初は『ノイタミナ』という名前に否定的だったとは…。 『ノイタミナ』という名前に決まった後も、とにかく「ダサい」「イケてない」と思われないか心配でした。「アニメの常識を覆したい!」と打ち出しているのに、枠タイトルが『Animation』をひっくり返しただけって…。私としてもやっぱりダサいかなって思っていたわけですからね。 ――結果的には杞憂で済んだと。 視聴者にスムーズに受け入れてもらって、フジテレビの深夜アニメ枠として定着することができました。否定はしていたものの、「このタイトルにしよう!」と最終的に決めた立場としてすごく嬉しいです。 ――ほかにはどんな案があった? 本当によく覚えていなくて…。当時、水曜深夜で『アニメ缶』という名前のアニメ作品の放送枠を担当していましたが、同じような方向性のタイトル案を出していたと思います(笑)。 実はフジテレビ史上初の試みだった ――『ノイタミナ』がスタートした当初の反響はどうだった? 1クール、長くても2クールで完結する作品で、毎回決まった時間に放送されることもあり、「ドラマのように楽しめる」と好評でしたね。特に人気だったのが『のだめカンタービレ』で、深夜にもかかわらず4~6%の視聴率を獲得するほどでした。フジテレビとしても、委員会方式のレギュラー番組が生まれたというのは全体タイムテーブルで見ても初めての試みでした。 ※写真はイメージ ――『ノイタミナ』以降、アニメの深夜枠が増えたことから、アニメ業界に与えた影響も大きかったのでは? そうですね。ほかよりも先んじて道を切り開いてきたと思っています。ただ、最近では他局さんの勢いも強いので負けないようにしたいところです。 長く愛されるコンテンツを生み出したい ――さまざまな人気作品を放送してきたが、特に思い入れが強いタイトルは? ほかの作品には申し訳ないのですが、『東京マグニチュード8.0』です。『ノイタミナ』では『東のエデン』に次ぐ2つ目のオリジナル作品で、初回視聴率は5.8%を記録しました。いまだにこの数字は抜かれていません。 ――『東京マグニチュード8.0』を選んだ理由は? 実写で作れば10億円以上かかるような作品が、アニメなら半分以下できるかなと思って企画した作品です。制作を担当する『株式会社ボンズ』の南雅彦社長や、作家の高橋ナツコ先生と一緒に、シナリオハンティング(台本作りのための取材)をしましたね。お台場からどうやって陸路で避難すればいいのか、実際に歩いて日比谷公園に行ったことを覚えています。シナリオにも関わっていたので、プロデューサーとして非常に思い入れの強い作品です。 ――ほかに印象的な作品は? 『PSYCHO-PASS』ですね。当時、『踊る大捜査線』のプロデューサーを務めた亀山千広(現・株式会社BSフジ代表取締役社長)が「次は本広克行(『踊る大捜査線』などを手掛けた監督・演出家)にアニメを任せたいんだよね」といったのが『PSYCHO-PASS』誕生のきっかけでした。 結果的に本作は大ヒットし、長く愛される作品へと成長しました。長く続くコンテンツは、例えば親子で楽しむこともできるようになります。『PSYCHO-PASS』も、1作目を見ていた人が親になり、いずれは親子で見ることになる日が来るかもしれません。私は長く愛されるコンテンツはすごく大事だと考えていて、そうしたコンテンツを送り出すことが我々の使命だと思っています。『PSYCHO-PASS』を生み出すことができ、『ノイタミナ』を続けてきてよかったと改めて思いました。 今後も『ノイタミナ』ならではのラインナップを! ――今後の展望は? 2005年から17年と長く続けてきたことで、『ノイタミナ』はアニメにおける『月9』のようなブランドになっているのではと感じています。多くの人が認知しているブランドだからこそ、誰もが見たい王道のものや、安定したコンテンツをお届けできればと思っているところです。『月9』や『土8』の枠のような、「この作品は『ノイタミナ』枠だから外れがない」という作品を展開していければと思っています。 ――現在放送中の『うる星やつら』については? 本作は2019年の春先に小学館さんからお話をいただきました。もし順調に制作が進行し、2022年前後に放送できることになれば、小学館さんの創立100周年の時期とも重なります。会社としても力を入れて応援できるのではないか、ということもあったのだと思います。あくまでも企画ご提案のチャンスをいただいたということで、正式な許諾ということではなかったので、そこから高橋先生に企画プレゼン資料をご提出するまで、時間をかけて準備を行ってまいりました。 ただ、これほどのレジェンド作品ですから、批判されるようなことになると、高橋留美子先生にも小学館さんにも迷惑になると正直怖かったです。幸いにも高評価をいただけているので、よかったなと感じています。 (C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会 『ノイタミナ』が生まれたきっかけや名付けの背景、さらには当時の裏話を紹介しました。今後も『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』や『王様ランキング 勇気の宝箱』といった話題作の放送を控えています。2023年で18年目を迎えるアニメ放送作のトップランナー『ノイタミナ』にこれからも注目です! [文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部] 出典 ノイタミナ/株式会社フジテレビジョン Share Post LINE はてな コメント
さまざまなテレビ局が、深夜の時間帯にアニメ放送枠を設けている昨今。
その中で特に長い歴史を持つのが2005年にスタートし、2023年で18年目を迎えるフジテレビの木曜深夜アニメ枠『ノイタミナ』(フジテレビ系)。
数々の人気作品を放送してきた枠なので、アニメをそんなに見ない人でも、『ノイタミナ』というブランド名は知っているかもしれませんね。
ところで、なぜ『ノイタミナ』というブランド名になったのか、ご存じでしょうか。
今回は、『ノイタミナ』の生みの親のひとりである、フジテレビアニメ制作センター局次長・松崎容子さんに『ノイタミナ』誕生の背景を取材しました。
「月9でアニメを作りたい」のひと言がすべての始まり
――2005年に『ハチミツとクローバー』からスタートした『ノイタミナ』。生まれた経緯は?
当時、編成部のアニメのチーフだった金田耕司が「月9でアニメを放送したい!」といったのが始まりです。
テレビはジャンルが報道、情報、スポーツ、ドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー、アニメの7つに分かれています。
しかし、金田は「アニメは表現手法がアニメか実写かというだけであって、映像のジャンルはドラマである」と考えていました。
そこから、月9で放送できるようなアニメを作りたいという考えに至ったそうです。
――大胆な発想…。
当時は月9ドラマのようにテレビ局が主導となり、1クールごとに放送委員会方式でレギュラー枠として放送する深夜枠アニメはほとんどありませんでした。
そんな中で、金田は「月9ドラマと同じように、1クールで見せなければいけないのであれば、深夜枠だろうが1クールで完結するアニメを作るべきだ」と旗を掲げ、ブルドーザーのように一気に社内外を調整。そのおかげで、『ノイタミナ』の制作体制が整いました。
――1作目はなぜ『ハチミツとクローバー』だった?
金田が制作体制を調整していく中で、 時を同じくして、映画製作・配給会社の『アスミックエース』さんから『ハチミツとクローバー』のアニメの話をいただきました。
「これは素晴らしいタイミングだ!」と思いましたね。 原作の知名度も高いこの作品を2クールで始められるのは、木曜深夜のアニメ枠として視聴習慣を育むにはちょうどよかったのです。
こうして『すべてのお見合い』がうまく進んだこともあり、2005年に『ノイタミナ』として、『ハチミツとクローバー』の放送が始まりました。
※写真はイメージ
女性向け作品が多かったのは本当に「たまたま」だった
――『ノイタミナ』の初期は『ハチミツとクローバー』や『Paradise kiss』『働きマン』など女性人気の高い作品ばかりだったが、狙いはあった?
本当に、たまたまです。
当時の取材で「女性もドラマのように、気軽にアニメを見ることができるような作品を作りたい」と話したこともあり、女性向け枠と思われたことがありましたが、女性向けで固めるというつもりはありませんでした。
――なぜ女性人気の高い作品が多かったのか?
私がものすごく漫画好きで、映像化できるのならこの漫画がいい、この先生の作品がいいという企画を、とにかくたくさん出していました。
オリジナル作品と比べて、原作がある作品は企画が進めやすいですから、金田がオリジナル作品の準備をしている間に、原作がある作品からどんどん企画が進んでいったのです。
その結果、女性人気のある作品が初期に固まってしまったというわけです。
一度は否定したタイトルを正式採用!
――なぜ『ノイタミナ』という名前になったのか?
『ノイタミナ』はローマ字で書くと『noitaminA』。
これは『Animation』を逆から読んだものですが、タイトルを考えるのは本当に大変でした。
当時、チーフの金田と編成だった私と高瀬敦也の3人で、ホワイトボードが真っ黒になるまでいろいろな案を出し合いましたね。
――『ノイタミナ』は誰が出した案?
最初に『ノイタミナ』の名前を出したのは高瀬でした。
「金田さんはアニメの常識をひっくり返したいといっていますから、『Animation』をひっくり返して『noitaminA』とかね」と冗談交じりで出たものでしたね。
――最初に『ノイタミナ』と聞いた時はどう思った?
その時は「なんかいかにもだよね」「それはダサくない?」と否定していました。
それでも、何時間も会議を続けているうちに、「『ノイタミナ』でよくない?」となって…(笑)。
それでタイトルが決まりました。ほかにも現アニメ制作部部長の高瀬透子や後にチーフプロデューサーになる山本幸治にも意見を聞きましたが、最終的に私たち編成の判断で『ノイタミナ(noitaminA)』に決めました。
――最初は『ノイタミナ』という名前に否定的だったとは…。
『ノイタミナ』という名前に決まった後も、とにかく「ダサい」「イケてない」と思われないか心配でした。
「アニメの常識を覆したい!」と打ち出しているのに、枠タイトルが『Animation』をひっくり返しただけって…。私としてもやっぱりダサいかなって思っていたわけですからね。
――結果的には杞憂で済んだと。
視聴者にスムーズに受け入れてもらって、フジテレビの深夜アニメ枠として定着することができました。
否定はしていたものの、「このタイトルにしよう!」と最終的に決めた立場としてすごく嬉しいです。
――ほかにはどんな案があった?
本当によく覚えていなくて…。当時、水曜深夜で『アニメ缶』という名前のアニメ作品の放送枠を担当していましたが、同じような方向性のタイトル案を出していたと思います(笑)。
実はフジテレビ史上初の試みだった
――『ノイタミナ』がスタートした当初の反響はどうだった?
1クール、長くても2クールで完結する作品で、毎回決まった時間に放送されることもあり、「ドラマのように楽しめる」と好評でしたね。
特に人気だったのが『のだめカンタービレ』で、深夜にもかかわらず4~6%の視聴率を獲得するほどでした。
フジテレビとしても、委員会方式のレギュラー番組が生まれたというのは全体タイムテーブルで見ても初めての試みでした。
※写真はイメージ
――『ノイタミナ』以降、アニメの深夜枠が増えたことから、アニメ業界に与えた影響も大きかったのでは?
そうですね。ほかよりも先んじて道を切り開いてきたと思っています。
ただ、最近では他局さんの勢いも強いので負けないようにしたいところです。
長く愛されるコンテンツを生み出したい
――さまざまな人気作品を放送してきたが、特に思い入れが強いタイトルは?
ほかの作品には申し訳ないのですが、『東京マグニチュード8.0』です。
『ノイタミナ』では『東のエデン』に次ぐ2つ目のオリジナル作品で、初回視聴率は5.8%を記録しました。いまだにこの数字は抜かれていません。
――『東京マグニチュード8.0』を選んだ理由は?
実写で作れば10億円以上かかるような作品が、アニメなら半分以下できるかなと思って企画した作品です。
制作を担当する『株式会社ボンズ』の南雅彦社長や、作家の高橋ナツコ先生と一緒に、シナリオハンティング(台本作りのための取材)をしましたね。
お台場からどうやって陸路で避難すればいいのか、実際に歩いて日比谷公園に行ったことを覚えています。
シナリオにも関わっていたので、プロデューサーとして非常に思い入れの強い作品です。
――ほかに印象的な作品は?
『PSYCHO-PASS』ですね。
当時、『踊る大捜査線』のプロデューサーを務めた亀山千広(現・株式会社BSフジ代表取締役社長)が「次は本広克行(『踊る大捜査線』などを手掛けた監督・演出家)にアニメを任せたいんだよね」といったのが『PSYCHO-PASS』誕生のきっかけでした。
結果的に本作は大ヒットし、長く愛される作品へと成長しました。
長く続くコンテンツは、例えば親子で楽しむこともできるようになります。
『PSYCHO-PASS』も、1作目を見ていた人が親になり、いずれは親子で見ることになる日が来るかもしれません。
私は長く愛されるコンテンツはすごく大事だと考えていて、そうしたコンテンツを送り出すことが我々の使命だと思っています。
『PSYCHO-PASS』を生み出すことができ、『ノイタミナ』を続けてきてよかったと改めて思いました。
今後も『ノイタミナ』ならではのラインナップを!
――今後の展望は?
2005年から17年と長く続けてきたことで、『ノイタミナ』はアニメにおける『月9』のようなブランドになっているのではと感じています。
多くの人が認知しているブランドだからこそ、誰もが見たい王道のものや、安定したコンテンツをお届けできればと思っているところです。
『月9』や『土8』の枠のような、「この作品は『ノイタミナ』枠だから外れがない」という作品を展開していければと思っています。
――現在放送中の『うる星やつら』については?
本作は2019年の春先に小学館さんからお話をいただきました。
もし順調に制作が進行し、2022年前後に放送できることになれば、小学館さんの創立100周年の時期とも重なります。会社としても力を入れて応援できるのではないか、ということもあったのだと思います。
あくまでも企画ご提案のチャンスをいただいたということで、正式な許諾ということではなかったので、そこから高橋先生に企画プレゼン資料をご提出するまで、時間をかけて準備を行ってまいりました。
ただ、これほどのレジェンド作品ですから、批判されるようなことになると、高橋留美子先生にも小学館さんにも迷惑になると正直怖かったです。
幸いにも高評価をいただけているので、よかったなと感じています。
(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会
『ノイタミナ』が生まれたきっかけや名付けの背景、さらには当時の裏話を紹介しました。
今後も『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』や『王様ランキング 勇気の宝箱』といった話題作の放送を控えています。
2023年で18年目を迎えるアニメ放送作のトップランナー『ノイタミナ』にこれからも注目です!
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]