娘が『僕』と呼ぶことが気になった大使 注意をやめた理由に「素敵!」
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※写真はイメージ

配達員の『接客態度』を本社に伝えた女性 ポストに投函されていたのは…佐川急便の配達員から感じのよい接客を受けた女性。サイトで報告すると、後日投函されていた不在通知に「お褒めいただきありがとうございます」とメッセージが書かれていました。

保護犬の譲渡会で、少女が真っ先に駆け寄った高齢犬が?「大泣きした」「大泣きした」「運命だね」 保護犬の譲渡会で、少女と高齢の犬が出会い…?
grape [グレイプ] trend
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配達員の『接客態度』を本社に伝えた女性 ポストに投函されていたのは…佐川急便の配達員から感じのよい接客を受けた女性。サイトで報告すると、後日投函されていた不在通知に「お褒めいただきありがとうございます」とメッセージが書かれていました。
保護犬の譲渡会で、少女が真っ先に駆け寄った高齢犬が?「大泣きした」「大泣きした」「運命だね」 保護犬の譲渡会で、少女と高齢の犬が出会い…?
一人称を何にするかは、人によって異なっています。
男性であれば『俺』『僕』、女性であれば『私』など、自分にとってしっくりくるものを使うのが一般的とされてきました。
ジョージア大使が娘の一人称を矯正しようとするも?
日本国内にあるジョージア大使館で働いている、ティムラズ・レジャバさんは、娘さんが日頃から使っている一人称が気になっていました。
保育園に通っているという幼い娘さんは、日々日本語を学んでいます。
レジャバさんはその中で、娘さんが一人称を『僕』としていることに、気付きました。
娘さんが、主に男の子が使う『僕』を一人称とすることに、違和感を抱いていたレジャバさん。
『私』と使うようにうながしましたが、娘さんは変わらずに『僕』と呼んでいたといいます。
自然に『僕』と使う娘さんを見て、レジャバさんは考え方を変えました。
子供に、私たちが完全に理解しきっている訳でもない『僕=男性』という理屈を強制的に押し付けて、成長の最盛期に変な妨げを起こしたくない。
近年、人々の個性や多様性を受け入れる風潮が強まっています。
性別というカテゴリーに収まらず、自由に生きる考え方への理解が進んでいるのです。
レジャバさんは、娘さんが使う『僕』を強制的に止めることで、今後の生き方や価値観に影響が出かねないと考えたのでしょう。
「例は示しつつも、自分の娘の感覚に言葉遣いの自由を委ねたい」と、レジャバさんは我が子の意思を尊重することにしたようです。
レジャバさんの考え方に対し、「素敵」「確かに『なぜダメなの?』といわれても、答えるのが難しいことがある」といったコメントが寄せられました。
専門家からの意見を参考にしつつも、「娘さんとの信頼を大切に、妻と考えていきたい」ともつづったレジャバさん。
どのような時代となっても、我が子の意思を尊重する大切さに、気付かされますね。