男性「おい、行くぞ!」 公園で会った、男の子の父親が怖い…『イヤな人』かと思ったら?
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- @UNOKINOKI
子供たちが集まる公園では、親同士の交流もあるものです。
フレンドリーな親との出会いがある一方、態度が悪い親と出くわすこともあるため、用心している人もいることでしょう。
怖い雰囲気のお父さん
その日、娘さんと公園に出かけていた、うのき(@UNOKINOKI)さん。
男の子に話しかけられた娘さんが、一緒に遊び始めたため、うのきさんはそばで見守っていました。
男の子の親はどこにいるのかと探すと、離れた場所に立つ父親を発見します。
父親同士で歓談できたら、ママ友ならぬパパ友になれたかもしれません。
しかし、父親は携帯を触りつつ、遠くから男の子の様子をうかがうばかり。時々、語気も強めに「おい!行くぞ!」と呼びかけ、怖い雰囲気です。
(なんなんだ。子供に対して冷たすぎる)
そう思った、うのきさんは「すいません、この子と一緒に遊ばせてもらっています」と声をかけました。
すると、父親は離れた場所から、次のようにいったのです。
「いえいえ。僕は体調が悪くて、近付くのが申し訳なくて。遊んでくださり、ありがとうございます」
父親の言葉に、うのきさんはハッとしました。
うのきさん親子に感染させる可能性を考え、父親はあえて距離を取っていたのです。
きっと、男の子を早く連れ帰ろうとしたのも、うのきさん親子への配慮からでしょう。
昨今では、体調不良に厳しい目が向けられる傾向にあるため、いい出すには勇気が必要だったかもしれません。
真相が分かってから、うのきさんは「話してよかった。じゃなきゃ、『嫌な人』という印象で終わっていた」と、改めてコミュニケーションの大切さを痛感したのでした。
遊んでいる間、男の子は父親についてたくさん話しており、親を大好きな様子が伝わってきたといいます。
人のためを想って行動できることからも分かる通り、父親は本来、優しい人柄なのでしょう。
また、男の子が3歳でも敬語がしっかりと話せることから、家で礼儀作法を教育しているのがうかがい知れたそうです。
男の子とまた遊ぶ約束をしてバイバイした、うのきさん親子。
一連のエピソードを公開するとともに、うのきさんは「今度はお父さんも一緒に。お大事になさってください」と想いをつづりました。
この出来事は大きな反響を呼び、「誤解が解けてよかった」などの声が上がっています。
・みんな、事情があるんだなぁ。
・体調が悪い時の外出だと、親は本当に余裕がないんですよね…。
・「こういう可能性もある」と考えて生活しようと思います!
・話してみると、相手の印象や見える景色は変わりますね。
第一印象から判断できることも多いですが、話してみないと分からないことがあります。
決めつける前に、対話してみることを忘れないようにしたいですね。
[文・構成/grape編集部]