「もしかして、猫が見えてない?」 ZARA店内で撮影された動画に驚き
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イスタンブールの猫の姿を発信している、Twitterアカウントのアジアねこ散歩(@nekosanpoch)。
同アカウントは、イスタンブール在住の日本人夫婦が、共同で日々の出来事をつぶやいています。
夫婦はある日、こんなことをひと言をつぶやきました。
イスタンブール市民には、猫が見えていないんじゃないか…。
夫婦がそう思ったのも無理はない光景がこちら!
ベンチに座る女性の後ろから、携帯をのぞき込むように近付いた猫。
日本で同様のことがあれば、驚いて振り向いたり、携帯から視線を上げて猫を愛でたりするでしょう。
しかし、この女性はまったく気にかけていない様子。まるでそこに猫がいることが当たり前であるかのようです。
夫婦が「猫が見えていないのでは…」と思ったのは、この時だけではありません。
こちらの動画をご覧ください。
夫婦が訪れたのは、洋服店『ZARA』の店内。
陳列されている洋服の上で、猫がぐっすりと眠っています!
ここでも、イスタンブール市民は猫に驚くわけでもなく、洋服を選んでいるようです。
日本であれば、猫のほうが怖がって、店内でぐっすり居眠りすることはないでしょう。
実は、『猫天国』ともいわれるトルコには、イスラム教を信仰する人が多くいます。
トルコに限らず、イスラム教を信仰する国では猫が大切にされるのだとか。
その理由として、イスラム教の開祖ムハンマドが猫を飼っていたというエピソードにもとづくそうです。
長い月日をかけて、人間と猫の信頼関係が築かれてきたのですね。
夫婦が運営するYouTubeチャンネル『アジアねこ散歩ch』では、寒い冬に、駅構内でまったりとくつろぐ猫の姿を紹介。
いたるところで猫が自由気ままに過ごしており、ともに暮らすことがイスタンブールならびに、トルコの人たちにとって当たり前の光景であることが分かります。
猫好きにとってはたまらない環境。トルコに行ったみたくなった人は多いでしょう。
一方、2023年2月6日、トルコ南東部ではマグニチュード7.8の地震が発生し甚大な被害を受けました。
個人でできる範囲の支援を行い、トルコの人々や猫を支えたいもの。
1日も早く、猫と過ごすことが当たり前の、トルコの日常が戻ることを願います。
[文・構成/grape編集部]