愛する祖母のために…あがり症の男性がオーディション番組で披露した魂の歌声
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
2012年に行われた、オーディション番組「The X Factor UK」の一次予選。緊張した面持ちで現れたのは、リヴァプール出身のクリストファー・マローニーさんです。
出典:YouTube
もともと、あがり症のクリストファーさん。VTR作成用のインタビューでもガチガチで、ステージに上がると想像以上の観客数に手の震えが止まりません。
応募するまで5年かかった
クリストファーさんにとって、これが人生初のオーディション。周囲に『才能が足りない』『恥をかくだけだから、やめておけ』と言われ、応募の決意をするまでに5年もかかったそうです。
それでも「歌いたい」という気持ちだけはいつも持っていたクリストファーさん。彼の夢を後押ししてくれたのは祖母のパットさんでした。
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祖父が亡くなってからパットさんと一緒に暮らし始め、「あなたは歌うことができる」といつも励ましてくれていたそうです。
「The Rose」
長年夢を見ていた舞台でクリストファーさんが選んだのは、「The Rose」。祖父の葬式で、彼の人生を称える意味で流した思い入れのある一曲です。
審査員も観客も「大丈夫か?」と不安げに見つめる中、クリストファーさんが歌い出すと一気に会場の空気が変わります。
愛する祖母への気持ちを込めて…クリストファーさんの魂の歌声をお聴きください。
震える手をおさえ、顔を真っ赤にしながら全力で想いを届けたクリストファーさん。会場全体が彼の歌声に包まれました。
緊張の糸がほどけたのか、涙がこみ上げてきます。
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そして、ステージ裏で見守っていてくれたパットさん。審査員に呼ばれると、「本当に素晴らしいわ、夢を見ているみたい!」とガッツポーズを決めました!
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一部の人々から「あがり症はパフォーマンスなのではないか?」と非難を浴びたものの、一般視聴者からの絶大な支持によって最終的にセミファイナルまで進出。
現在はレコード会社に所属し、ミュージシャンとして活動しているようです。
夢を追い続けることは決して簡単なことではありません。それでも自分を信じ、自分を愛する人を信じて行動することで、人生を変えるチャンスを掴むことができるのかもしれません。
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