キャベツの芯は捨てないで 鉢底ネットにのせると…「これは真似したい」「感動した」
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炒め物やサラダ、スープなど幅広い料理に使える、キャベツ。
芯は、包丁で取り除き、そのまま捨てるのが一般的です。しかし、芯を再利用できるとなれば捨ててしまうのはもったいないですよね。
「キャベツの芯を再利用なんてできるの?」と思うかもしれませんが、実はちょっとした工夫で再生させることができるのです。
自宅でキャベツを再生できる!
「なんとスーパーマーケットで買ったキャベツの芯から、新しいキャベツを3.1個収穫することができました〜」
2025年3月20日、そんなコメントを添えてXに家庭菜園にまつわる情報を発信したのは、みかんぼーや(@mikanbo_ya1987)さん。
なんと、キャベツの芯を水耕栽培で再生させ、約3個も収穫することができたのです!
キャベツといえば、畑で作るイメージですが、自宅で誰でも挑戦できるといいます。
近年、キャベツの価格が高騰しているため、再生栽培ができたら助かりますよね。
芯から再生するする方法は、みかんぼーやさんのYouTubeチャンネルで詳しく説明しています。
【用意するもの】
・キャベツの芯
・『ダイソー』の『鉢底ネット(11cm×10.5cm×6cm、4個組)』
・プラスチック容器
・『ダイソー』の『ろ過ウール』
・『ダイソー』の6リットルバケツ
・『微粉ハイポネックス』(肥料)
まずは、『鉢底ネット』の先端をカッターで切ります。
プラスチック容器に『鉢底ネット』をセットし、『ろ過ウール』を入れて水道水で湿らせてください。
次に、キャベツの芯を抜き取り、念入りに洗浄。この際、余計な部分をカットし、芯が浮き彫りになるようにしておくとカビ対策になるそうです。
先ほど、水に浸した『ろ過ウール』に、キャベツを置きます。水位は少し高めにして、水は毎日交換してくださいね。
根っこが出るまでは明るいところで置いておきますが、強い光に当たると枯れてしまう恐れがあるので、窓辺などは避けましょう。
再生栽培12日目にして、根っこが増えてきたそうです。
この段階でバケツに移設します。バケツのフタとなる容器に、ハンダゴテで『鉢底ネット』がはまるサイズに穴を開けてください。
アルミシートを貼っておけば、防虫対策になるそうですよ。
この先は、液体肥料を使用します。『微粉ハイポネックス』を通常希釈して、週に1回養液を交換しましょう。
バケツに移設後は、日当たりのよい室外に場所を移します。1週間ほどで見てすぐに分かるほどの大きさに、成長していくそうです。
都度、枯れた葉などは、ピンセットなどで除去してくださいね。
そして、再生栽培140日目にして、収穫できるサイズになりました!
芯から大きなキャベツを3つも収穫できたら、とてもお得でしょう。
なお、収穫してから約20日で…。
復活!また新たなキャベツとして成長しようとする姿には、驚かされますね。
みかんぼーやさんの情報には、絶賛の声が多数寄せられました。
・こんなに収穫できるとは感動しました。これは真似したいです。
・キャベツの生命力ってすごいね。
・ちょうど昨日、芯を捨てちゃった。今度試してみます。
キャベツ栽培と聞くと、個人でやるのは難しいという印象があります。しかし、みかんぼーやさんの方法を見て「私にもできそう」と思った人が多かった模様。
日当たりや温度など、生育条件はあるものの、比較的手間がかからないため、キャベツの芯を使った再生栽培は、試してみる価値があるでしょう!
[文・構成/grape編集部]