インフルエンザの流行で多くの学生が欠席! 大量に余ったコッペパンを見た調理師は…?
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給食の定番メニューの1つである、揚げパン。好きな給食の人気投票などでも必ずといっていいほど上位にランクインしますよね。
では、学校給食の揚げパンは、いつどこで誕生したのかご存じでしょうか。給食の揚げパンの歴史を探りました。
揚げパンの発祥地は東京都大田区
実は、学校給食の揚げパン発祥の地とされているのが東京都大田区!というのも、初めて揚げパンを作ったのが、大田区にある小学校の調理師だというのです。
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そこで大田区役所に聞いてみたところ、「大田区としても『揚げパン発祥の地』として認識している」とのこと。
実際に大田区では、区の公式YouTubeチャンネルなどで『揚げパン発祥の歴史』などを紹介しています。
動画の内容によると、給食のコッペパンを揚げるという発想が生まれたのは1952年頃。
大田区立嶺町小学校の調理師だった篠原常吉さんによって考え出されました。
当時、インフルエンザが流行し、多くの生徒が学校を欠席。給食のコッペパンがたくさん余ってしまいました。
かつては休んだ人にパンを届けるという習慣がありましたが、コッペパンは時間が経つと硬くなってしまいます。
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そこで、学校を休んだ生徒にもどうにかしておいしいパンを食べてもらいたいということで、「パンを揚げて砂糖をまぶしてみてはどうか」と考えたそうです。
こうした経緯で揚げパンは誕生しました。
給食に揚げパンが最初に出たのは?
では、休んだ生徒に届けるのではなく、学校給食に揚げパンが登場したのはいつなのでしょうか。
同じく大田区が公開している動画によると、1954年に作られた大田区立小学校の『学校給食日誌』に、同年6月18日に揚げパンを提供したという記録が残っています。
これ以上前の献立表には揚げパンが登場したことがなく、また大田区の小学校の調理師が考案したこともあり、1954年6月18日が『学校給食に初めて揚げパンが登場した日』とされています。
ちなみに、この日の献立は、揚げパンのほかに豆腐汁が一緒に出されていました。
当時も人気メニューだったそうですが、それから70年近く経過した現在も変わらず高い人気を誇る揚げパン。給食界においてはまさに画期的な発明だったということですね!
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]