「いつの時代だよ」 見直された校則がツッコミどころ満載だった By - grape編集部 公開:2018-10-10 更新:2018-10-10 学校校則 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「髪を染めるのは禁止」「スカートはヒザ丈」「スマホの持ち込み禁止」など、学校にはさまざまな校則があります。 ただ、生まれつき髪の毛が茶色にも関わらず「黒く染めてきなさい」と強要された生徒が不登校になり、訴訟問題が起こるなど、過剰とも思える校則が問題になることもあります。 こういった問題を受け、大阪府教育庁は『校則等の点検・見直し』を実施。 過去に定めたまま定期的な見直しがなされておらず、実態に合っていないと思 われるものも見受けられた。これを受けて、全府立学校に校則の点検と必要に応じた 見直しを指示した。 大阪府教育庁 ーより引用 2018年4月16日に、府立学校が定める校則などの見直し状況に関する調査の結果を公表しました。 禁止項目に驚き 産経ニュースによると、いま時の生徒の実情に合わせて、校則の項目追加と削除がされたといいます。 今どきの生徒の実情に合わせ、「げた通学の禁止」「アイパーの禁止」(アイロンを使って髪の毛の方向を定着させる整髪技術)といった項目の削除する一方、「自転車保険の加入」「カラーコンタクトやマスカラの使用禁止」などが追加された。 産経ニュース ーより引用 大阪府立学校で見直された主な校則 時代遅れのため削除 ・げた通学の禁止。 ・アイパーの禁止。 ・制帽の着用。 ・カチューシャやミサンガの着用禁止。 実情に合わせて追加 ・カラーコンタクトやマニキュア、マスカラの使用禁止。 ・自転車通学者の自転車保険加入。 ・授業中の私語禁止。 変更 ・携帯電話持ち込み禁止⇒授業中の使用禁止。 ・茶髪禁止⇒染色・脱色の禁止。 ・パーマ禁止⇒故意によるパーマの禁止。 ・そりこみ禁止⇒過度なそりこみ禁止。 まさか『げた通学の禁止』が、2018年まで残っていたとは…! ※写真はイメージ 校則の追加や削除に対して、ネット上にはこのような声が上がっていました。 ・『げた通学禁止』については、先生すら「いま時いないだろう」といっていました。 ・時代に合わせて作るなら、定期的に見直さないとね。 ・髪の毛の色とか、生まれつきのものに関しては校則がなくなるといいよね。 ・校則自体がもういらない気がします。 生徒を守るためなど、しっかりとした理由がある校則もあります。 しかし、ルールやマナーが時代と共に柔軟に変化していくように、校則も時代に即したものでなければ意味がありません。 「昔から変わらない校則」を美徳とするのではなく、「変えるべきところは変え、残すべきところは残す」という『本当の意味で守る価値のある校則』に変化していくことが求められています。 [文・構成/grape編集部] 出典 産経ニュース Share Post LINE はてな コメント
「髪を染めるのは禁止」「スカートはヒザ丈」「スマホの持ち込み禁止」など、学校にはさまざまな校則があります。
ただ、生まれつき髪の毛が茶色にも関わらず「黒く染めてきなさい」と強要された生徒が不登校になり、訴訟問題が起こるなど、過剰とも思える校則が問題になることもあります。
こういった問題を受け、大阪府教育庁は『校則等の点検・見直し』を実施。
2018年4月16日に、府立学校が定める校則などの見直し状況に関する調査の結果を公表しました。
禁止項目に驚き
産経ニュースによると、いま時の生徒の実情に合わせて、校則の項目追加と削除がされたといいます。
大阪府立学校で見直された主な校則
時代遅れのため削除
・げた通学の禁止。
・アイパーの禁止。
・制帽の着用。
・カチューシャやミサンガの着用禁止。
実情に合わせて追加
・カラーコンタクトやマニキュア、マスカラの使用禁止。
・自転車通学者の自転車保険加入。
・授業中の私語禁止。
変更
・携帯電話持ち込み禁止⇒授業中の使用禁止。
・茶髪禁止⇒染色・脱色の禁止。
・パーマ禁止⇒故意によるパーマの禁止。
・そりこみ禁止⇒過度なそりこみ禁止。
まさか『げた通学の禁止』が、2018年まで残っていたとは…!
※写真はイメージ
校則の追加や削除に対して、ネット上にはこのような声が上がっていました。
・『げた通学禁止』については、先生すら「いま時いないだろう」といっていました。
・時代に合わせて作るなら、定期的に見直さないとね。
・髪の毛の色とか、生まれつきのものに関しては校則がなくなるといいよね。
・校則自体がもういらない気がします。
生徒を守るためなど、しっかりとした理由がある校則もあります。
しかし、ルールやマナーが時代と共に柔軟に変化していくように、校則も時代に即したものでなければ意味がありません。
「昔から変わらない校則」を美徳とするのではなく、「変えるべきところは変え、残すべきところは残す」という『本当の意味で守る価値のある校則』に変化していくことが求められています。
[文・構成/grape編集部]