パイナップル型のベッドが怖くて入れない猫 動画に涙する人が続出「よく頑張ったね」
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
猫が狭いところに入りたがるのは、よく知られていますね。誰にも邪魔されない狭い空間の中では、猫は安心するといわれています。
保護猫のナラちゃんの飼い主さんは、ナラちゃんを家族に迎えた後、パイナップルの形をしたベッドを買ってあげました。
飼い主さんは、ナラちゃんが喜んでそのベッドの中に隠れて遊んでくれることを期待していたそう。
ところがナラちゃんはなぜかベッドの中に入ろうとしなかったのです。
トラウマを抱えた元野良猫が…
ナラちゃんは元野良猫で、現在の飼い主さんに路上で保護されました。
飼い主さんはあらゆる手で、ナラちゃんにパイナップル型のベッドを気に入ってもらおうとしたのだとか。
しかし、ナラちゃんは覆われた空間に入ることに対してトラウマがあり、極度に恐れていました。
それから2年間、飼い主さんは何度もそのベッドを手放そうと思ったそうです。
そして2023年6月、ナラちゃんの家にライラちゃんという子猫が仲間入り。
ライラちゃんが、ナラちゃんの目の前でパイナップル型のベッドに入って行きました。
初めのうちはライラちゃんを心配していたナラちゃんでしたが、すぐにベッドの中が怖くないということに気付きます。
次の瞬間、ライラちゃんに誘われて、ナラちゃんはついに自分からベッドの中に入ったのです。
飼い主さんは「ナラ、私はあなたをとても誇りに思うよ」とTikTokに動画を投稿。
猫好きの人たちから「これは泣ける」「ナラちゃん、頑張ったね!」などのコメントが寄せられています。
ナラちゃんは、今ではパイナップル型のベッドの中で昼寝をするほどリラックスしているとのこと。
もしかするとナラちゃんは保護される前に、周りを覆われた場所で何か怖い体験をしたのかもしれません。
勇気を出してトラウマを克服したナラちゃんが安心できる場所が、これからも増えていくといいですね。
[文・構成/grape編集部]