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なぜ、今まで気付かなかった…大学生が『結婚式のご祝儀』にツッコミ

By - grape編集部  公開:  更新:

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結婚式のご祝儀袋

※写真はイメージ

冠婚葬祭などの改まった場では、マナーやしきたりにならうことが大切。

慣習には昔からのいい伝えや理由などが込められており、わけを聞けば「なるほど」と思えるものもあります。

そんな中、数学を学ぶ大学生のE.Kubota(@eito_ideal8110)さんが、『ある慣習に対する違和感』をX(Twitter)に投稿し、話題になっています。

『結婚式のご祝儀は3万円』に、疑問を持った大学生

投稿者さんが違和感を覚えたのは、結婚式のご祝儀について。

式に参列する際、お祝いのしるしとしてお金を渡しますが、例えば友人の結婚式であれば、祝儀袋に3万円を包むとよいといわれています。

『3』という数字が奇数、すなわち『割り切れない』と、別れを連想させないことからきているのだとか。

しかし、投稿者さんはこう思ったといいます。

「いいたいことは分かるんだけど、明らかに偶数なんだよな

奇数は割り切れない数字、つまり『2で割った答えが整数にならない数字』のことです。

3万を2で割ると…1万5千!そう、3万は偶数となります。

一般的には1万円札を3枚渡すため、物体の数は『3』で奇数なのですが、投稿者さんは金額に注目したため、このように思ったのでした。

【ネットの声】

・いわれてみれば!実際は『1万円札の枚数が奇数になるように包む』ということなんだけどね。

・同じ違和感があったから、友人の結婚式の祝儀に30,001円を入れた覚えがある。1円を入れれば奇数になって、割り切れないから。

・確かにその通りだけど、祝儀袋に奇数枚の紙幣を包むのは、「離れないように…」という思いを込めた、思いやりと配慮でもあるんだよな。

・こういう時は、まず落ち着いて…素数を数えましょう…。

投稿には、このほか「奇数ではなく、素数にしてはどうか」「数学者の間では、奇数よりもさらに強力な『ガウス素数』にして、ご祝儀に30,011円を包むジョークがあるらしい」などのコメントも寄せられました。

投稿者さんは数学を学んでいるからこそ、気になってしまったのでしょう。『一般的』とされているものに対し、あらゆる角度から目を向けることは大切です。

ただ、お祝いの場などではひとまず『割り切って』、まごころや想いなどを大切にしたいものですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@eito_ideal8110

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