なぜ、今まで気付かなかった…大学生が『結婚式のご祝儀』にツッコミ By - grape編集部 公開:2023-10-30 更新:2023-10-30 マナー結婚式 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 冠婚葬祭などの改まった場では、マナーやしきたりにならうことが大切。 慣習には昔からのいい伝えや理由などが込められており、わけを聞けば「なるほど」と思えるものもあります。 そんな中、数学を学ぶ大学生のE.Kubota(@eito_ideal8110)さんが、『ある慣習に対する違和感』をX(Twitter)に投稿し、話題になっています。 『結婚式のご祝儀は3万円』に、疑問を持った大学生 投稿者さんが違和感を覚えたのは、結婚式のご祝儀について。 式に参列する際、お祝いのしるしとしてお金を渡しますが、例えば友人の結婚式であれば、祝儀袋に3万円を包むとよいといわれています。 『3』という数字が奇数、すなわち『割り切れない』と、別れを連想させないことからきているのだとか。 しかし、投稿者さんはこう思ったといいます。 「いいたいことは分かるんだけど、明らかに偶数なんだよな」 奇数は割り切れない数字、つまり『2で割った答えが整数にならない数字』のことです。 3万を2で割ると…1万5千!そう、3万は偶数となります。 一般的には1万円札を3枚渡すため、物体の数は『3』で奇数なのですが、投稿者さんは金額に注目したため、このように思ったのでした。 【ネットの声】 ・いわれてみれば!実際は『1万円札の枚数が奇数になるように包む』ということなんだけどね。 ・同じ違和感があったから、友人の結婚式の祝儀に30,001円を入れた覚えがある。1円を入れれば奇数になって、割り切れないから。 ・確かにその通りだけど、祝儀袋に奇数枚の紙幣を包むのは、「離れないように…」という思いを込めた、思いやりと配慮でもあるんだよな。 ・こういう時は、まず落ち着いて…素数を数えましょう…。 投稿には、このほか「奇数ではなく、素数にしてはどうか」「数学者の間では、奇数よりもさらに強力な『ガウス素数』にして、ご祝儀に30,011円を包むジョークがあるらしい」などのコメントも寄せられました。 投稿者さんは数学を学んでいるからこそ、気になってしまったのでしょう。『一般的』とされているものに対し、あらゆる角度から目を向けることは大切です。 ただ、お祝いの場などではひとまず『割り切って』、まごころや想いなどを大切にしたいものですね。 [文・構成/grape編集部] スーパーのサザエ、2時間磨いたら… 結果に「すごすぎて笑えてきた」「スーパーで買ったサザエを虹色に磨きました」Xで話題になった、サザエの写真をご紹介します。 新成人を撮影したフォトグラファー なんの変哲もない1枚に50万人が感動成人の日には、その先何年経っても振り返れるような思い出に残る写真を撮りたいもの。2024年度の成人式で話題を集めた写真を4つ紹介します。 出典 @eito_ideal8110 Share Post LINE はてな コメント
冠婚葬祭などの改まった場では、マナーやしきたりにならうことが大切。
慣習には昔からのいい伝えや理由などが込められており、わけを聞けば「なるほど」と思えるものもあります。
そんな中、数学を学ぶ大学生のE.Kubota(@eito_ideal8110)さんが、『ある慣習に対する違和感』をX(Twitter)に投稿し、話題になっています。
『結婚式のご祝儀は3万円』に、疑問を持った大学生
投稿者さんが違和感を覚えたのは、結婚式のご祝儀について。
式に参列する際、お祝いのしるしとしてお金を渡しますが、例えば友人の結婚式であれば、祝儀袋に3万円を包むとよいといわれています。
『3』という数字が奇数、すなわち『割り切れない』と、別れを連想させないことからきているのだとか。
しかし、投稿者さんはこう思ったといいます。
「いいたいことは分かるんだけど、明らかに偶数なんだよな」
奇数は割り切れない数字、つまり『2で割った答えが整数にならない数字』のことです。
3万を2で割ると…1万5千!そう、3万は偶数となります。
一般的には1万円札を3枚渡すため、物体の数は『3』で奇数なのですが、投稿者さんは金額に注目したため、このように思ったのでした。
【ネットの声】
・いわれてみれば!実際は『1万円札の枚数が奇数になるように包む』ということなんだけどね。
・同じ違和感があったから、友人の結婚式の祝儀に30,001円を入れた覚えがある。1円を入れれば奇数になって、割り切れないから。
・確かにその通りだけど、祝儀袋に奇数枚の紙幣を包むのは、「離れないように…」という思いを込めた、思いやりと配慮でもあるんだよな。
・こういう時は、まず落ち着いて…素数を数えましょう…。
投稿には、このほか「奇数ではなく、素数にしてはどうか」「数学者の間では、奇数よりもさらに強力な『ガウス素数』にして、ご祝儀に30,011円を包むジョークがあるらしい」などのコメントも寄せられました。
投稿者さんは数学を学んでいるからこそ、気になってしまったのでしょう。『一般的』とされているものに対し、あらゆる角度から目を向けることは大切です。
ただ、お祝いの場などではひとまず『割り切って』、まごころや想いなどを大切にしたいものですね。
[文・構成/grape編集部]