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「会いに来ました」「癒される」 宿泊客の心をつかむ看板犬、その意外な過去とは?

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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ホテルの写真

全国には店に客を引き寄せる看板犬・看板猫のいる宿や店がたくさんあります。動物好きの人なら、訪れた先に犬や猫がいたら、思わず頬が緩んでしまうでしょう。

本記事では、神奈川県足柄下郡にある『箱根強羅グアムドッグ本店』で看板犬を務めるデデドくんを紹介します。

『看板犬ランキング』第1位に輝いたデデドくん

同宿はペット同伴大歓迎の宿。デデドくんは、旅行予約サービスなどを提供する『楽天トラベル』主催の『看板犬ランキング2022』の第1位に選ばれたこともあります。

有名犬なので、知っている人もいるかもしれませんね。

デデドくんは愛くるしい大きな体でお客さんを迎えてくれる看板犬です。

同宿のオーナーである後田慎吾さんの話によれば、デデドくんは、もともと東北の麻薬探知犬の訓練施設にいた犬でした。しかし、残念ながら惜しくも最終試験に不合格となり、縁あって同宿に引き取られました。

今では元気に接客業に勤しんでいるそうです!お客さんが訪れると、チェックインカウンターから顔をのぞかせ、かわいらしい様子を見せてくれる人懐っこい犬なのだとか。

後田さんによると「すぐに『なでて、なでて』とお腹を見せてくれる」そうです。

「犬を見て喜んでくださるので、お客さまとのコミュニケーションを取りやすく、看板犬の役割を十分果たしています」とのこと。

チェックインカウンターに前足をかけるデデドくん。

お客さんのチェックインの14~20時頃まではフロントにスタンバイしているので、デデドくんと触れ合うことができます。

チェックインカウンターには犬用の『のぞき窓』があります。

『箱根強羅グアムドッグ本店』には12頭の犬がいる!

同宿には2023年10月時点で、デデドくんも含めて12頭の犬がいるそうです。このうち、7頭は保護犬で同宿で幸せに暮らしています。

名前は、デデドくんをはじめ、グアム、タモン、チャモロ、ダウニー、ハガニア、ハファダイ、イパオ、ピタヤ、タムニン、ジェリー、チャロ。

ちなみに、デデドという名前は、アメリカ合衆国グアム島で最大の都市名が由来です。

後田さんの話によると「グアムドッグ本店のワンコ社員たちは、グアム島にちなんだ名前が付けられている」とのこと。

※画像をクリックすると拡大します。

気になる看板犬はデデドくん以外にも!

同宿の犬は『看板犬ランキング』の上位常連で、これまでに5頭が第1位を獲得しています。

2023年版ランキングには、13歳のコーギーのグアムくんがエントリー。グアムくんも人好きで、接客マナーがいいとのことです。

『サンダル飛ばし』が特技のグアムくん。

ペット同伴のお客さんも訪れますが、「『グアムドッグ本店』のワンコに会いに来ました」というお客さんも多いとのこと。飼育したくてもできない人にとって、12匹もの犬と触れ合える環境は嬉しいでしょう。

このように多くの犬がお客さんを迎える宿というのも珍しいですよね。

性格によってあまり表には出ない子もいるそうですが、5~6頭は常時ロビー近くにいるとのこと。犬好きにとっては見逃せない宿泊施設だといえるでしょう。

素敵な客室も自慢の『箱根強羅グアムドッグ本店』

同宿は『愛犬と添い寝ができる大人限定の温泉料理宿』です。

お風呂の洗い場以外なら、どこでも犬とずっと一緒にいられます。なんと脱衣場までOK!

2022年7月にはウッドバルコニー・露天風呂付きのプレシャススイートルームがオープン。

「箱根強羅温泉大文字焼を見られる眺望が自慢なので、ぜひいらしてください」とのことです。


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

出典
箱根強羅グアムドッグ本店

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