メガネのズレは放置しないで! JINSの助言に「改めます…」
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眼鏡の長期愛用にご注意! JINSが教えるレンズの寿命とリスク眼鏡の買い替え時期について解説。眼鏡の寿命は一般的には2〜3年程度で、徐々にレンズのコーティングが消耗してしまいます。そのまま使い続けると、目の疲れや視力悪化の影響があるため注意が必要です。

メガネ跡が残るのは… 眼鏡市場の解説に「腑に落ちた」メガネをかけていると気になるのが『メガネ跡』です。本記事ではメガネ跡が付く原因を解説するとともに、メガネ跡を付けないようにするための対策についても紹介します。
- 出典
- JINS/JINS WEEKLY
メガネ愛用者なら気にしたことがある『ズレ』。
「何度かけ直してもメガネがズレ落ちてくる」「下を向くたびにメガネがズレて面倒」といったストレスを抱えていませんか。
メガネのズレを放置していると、多くのデメリットがあります。そこでJINSの担当者に、メガネがズレ落ちる原因や対策を教えてもらいました。
なぜメガネはズレ落ちるのか
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「メガネがズレる一因は、鼻パッドのゆがみ」だと、担当者。
「例えば鼻パッドが適切な位置になくゆがんでいたりサイズが合っていなかったりすると、かけ位置が下がってズレる、もしくは逆に高い位置にかかってしまうことがあります」
鼻パッドの種類は、足が付いているクリングスタイプのものと、フレームとつながっている一体型タイプの2つ。クリングスタイプは微調整しやすい一方、雑に取り扱うとすぐにゆがんでしまうので注意が必要です。
ゆがみを防ぐために、定期的なフィッティング調整で鼻パッドのかかり具合やパーツの摩耗などをチェックしてもらいましょう。
また「メガネを片手でかけ外しする、ポケットやカバンに入れるといった何気ない行動もズレの原因」とのこと。
このような動作が繰り返し行われると、フロントとテンプルをつなぐヨロイ部分にゆがみが生まれ、フレームの横幅が広がる可能性があるそうです。
かけ外しは両手で丁寧に行い、しっかりとケースに入れて保管しましょう。
ズレを放置すると危険!
メガネをズレたままにしていると見た目が美しくないことはもちろん、目の疲れや痛みなどの不快な悩みのきっかけになります。またいちいちメガネをかけ直すのもストレスになるでしょう。
「メガネがズレていると、黒目の位置とレンズのアイポイントが変わってしまったり、目とレンズの距離が変わってしまったりすることで、正しく視力補正ができない状態になる可能性があります」
さらにピントを調整しようとする目の筋肉に負担をかけてしまい、疲れ目や偏頭痛、緊張性頭痛にもつながる可能性があるそうです。
メガネのズレを防止するには…
思っていた以上にメガネのズレは深刻な問題。しかし市販のメガネだと何をやってもズレてしまう人もいるでしょう。
担当者によると「フレームを顔に合わせて選ぶことが一番の対策」だそうです。フレーム選びの際は以下のポイントを意識してみましょう。
1.ズレやすい人は、フレームを選ぶ際に、なるべく鼻パッドがクリングスタイプの商品を選ぶ。もしくは鼻パッドが鼻に触れるものを選ぶ。
2.フレームの幅と顔幅が合っているものを選ぶ
※フレーム幅が狭いと、フレームが顔から押し出されてしまいズレてしまうため
顔に合ったフレームを選んだら、適正なフィッティングをしてもらうことも大切。さらにズレ対策として、メガネずり落ち防止アイテムを使用するのも1つです。
「JINSでは、テンプルエンドを自身で調整することでフィット感を調整できる商品や、開閉させる部分がなく折りたたんだ形状になっている『ヒンジレス機構』によって、頭部を包み込む特殊な形でフィット感を向上させる商品をそろえています」
このほか『定期的なフィッティング調整』もズレ防止には重要だそうです。
メガネがズレていると、顔の印象を大きく左右するだけではなく目や身体の不調につながる恐れがあります。普段の行動を見直したり定期的にフィッティング調整をしたりして、メガネを大切に使いましょう。
※この記事はJINSが運営するWebメディア『JINS WEEKLY』の記事をもとに執筆しています。
[文・構成/grape編集部]