「かわいそうで泣いた」 家族に捨てられた犬の『表情』に「心が痛い」
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ペットとの生活は私たちに癒しを与えてくれますよね。
愛情を込めて育てているペットは「家族と同じ」と考えている人は多いようです。
しかし、やむを得ない事情でペットと離ればなれになることもあるでしょう。
8年後にシェルターに戻された犬
アメリカのペンシルベニア州にある動物保護施設『ペンシルベニアSPCA』に1匹の犬が預けられました。
マックスくんという犬は子犬だった8年前に、まさにこの施設で里親に出会いました。
それから8年間一緒に過ごした飼い主さんは、不測の事態でマックスくんを飼えなくなったのだそう。
こうしてマックスくんは再び、同じシェルターに戻って来たのです。
突然、家族と離れてシェルターに入ったマックスくんは怯えていて、食事もとろうとしなかったのだとか。
なぜ自分が家ではなくここにいるのか、なぜ家族がそばにいないのか…理解できずに困惑していたのでしょう。
『ペンシルベニアSPCA』のスタッフのサラ・ブラウン(sarahbrown701)さんは、そんなマックスくんを見て心を痛め、動画をTikTokに投稿。
45万件近くの『いいね』と、マックスくんへの同情の声が殺到しました。
動画には「悲しそうな顔をしている」「かわいそうで涙が出た」「8年も一緒に暮らした家族を捨てるなんて考えられない」などの声が上がりました。
しかし、この動画が拡散されたことで事態は動きます。
たまたま動画を見た人の中に、昔のマックスくんを知っている女性がいたのです。
彼女は「マックスを安全な場所に、愛されていると感じられる場所に戻してあげたい!」と熱望し、すぐにマックスくんに会いに行ったのだそう。
そして、マックスくんはその女性の家族になりました!
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
『ペンシルベニアSPCA』のInstagramには、新しい家族の家で幸せそうなマックスくんの写真が紹介されています。
シェルターにいた時と同じ犬と思えないくらい、表情が違いますね。
マックスくんの前の飼い主がなぜ愛犬を手放したのか、詳しい事情は分かりません。
しかし、自分が置かれた状況が理解できないマックスくんは不安でいっぱいだったはずです。
マックスくんの傷付いた心が、新しい家族からの愛情で癒されていくといいですね。
[文・構成/grape編集部]