インテリアにおすすめのテラリウムとは?初心者でも楽しめる作り方を解説
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小さなガラス製の容器に、緑豊かな自然を表現する『テラリウム』。室内で育てやすくお手入れも簡単で、手軽に取り入れやすい植物として人気ですが、実は簡単に作れるのをご存じでしょうか。
イメージ通りのテラリウムを手作りしてお部屋に飾ったら、眺めるたびに癒されますよね。本記事では、インテリアにおすすめのテラリウムの作り方について解説しています。どのような植物や材料で作るのか、ぜひ参考にしてみてください。
テラリウムとは
※写真はイメージ
テラリウムは、どのようなものなのでしょうか。テラリウムの用途や起源を、詳しく解説していきます。
テラリウムの用途
テラリウムは、広大な自然を透明な容器の中に表現したものです。植物を自生させた容器の中に再現するのは、緑に囲まれた自然。家にいながら緑豊かな風景を感じられるのが、テラリウムの魅力でしょう。
特に小さな容器で作られたテラリウムは、室内に取り入れやすいためインテリアとして人気です。自分好みのテラリウム作りを趣味にして楽しむ人もいます。
植物の生育に合わせてメンテナンスは必要ですが、適切な湿度を保てれば管理はしやすいです。室内を飾るインテリアであり、観賞すれば癒しにもなりますね。手作りする楽しみもあるので、さまざまな用途で活用されています。
テラリウムの始まり
テラリウムの始まりは、19世紀のヨーロッパといわれています。当時の移動手段は主に船でしたが、長期の船旅の最中、潮風にさらされた植物は枯れてしまっていました。そこで使われたのが、密閉された透明のガラスケースだったようです。
適度な水分が蒸発せずに保たれる密閉ケースは、陸に着くまで枯らさず植物を長期保管できていたといわれています。植物を潮風から守るために活用された透明なガラスケースが、テラリウムの始まりだったのですね。
テラリウムの意味
テラリウムの語源は、ラテン語といわれています。大地や陸地を意味する『terra』と、場所や空間を表す『arium』が組み合わさり生まれた言葉のようです。近年では、植物の名前とテラリウムをつなげた新たな言葉も作られています。
テラリウムに使われる植物
※写真はイメージ
テラリウムに欠かせないのが、容器にレイアウトする植物です。主に使われる3つの植物について、1つずつ解説していきましょう。
コケ
テラリウムに用いられる植物の中で、コケは初心者にも扱いやすいとされています。コケの生育には、適度な湿度が必要です。もちろん日光も大切な要素ですが、室内の照明でも十分とされています。
霧吹きなどで定期的に水分を与えて湿度を保たせられれば、毎日の手入れは不要。管理が簡単なので、初めてのテラリウムにおすすめですよ。
シダ
コケと生育環境が似ているシダも、テラリウムに頻繁に使われる植物です。品種により葉の形に違いがあるため、取り入れる品種によってまったく異なるテラリウムに仕上がります。
コケと同様にシダを使ったテラリウムも、適度な湿度を保ち日当たりのよい場所に配置しましょう。組み合わせても管理がしやすいコケとシダで、オリジナルのテラリウムを手作りするのも趣がありますね。
水草
水草を用いると、1つの容器で水面と陸地のどちらも表したテラリウムが作れます。陸と水の割合は変えられるため、水量を増やしてメダカのような観賞魚を飼育するケースもあるようです。
テラリウムの作り方
※写真はイメージ
テラリウムは、そろえた材料を容器に配置していけば完成します。作り方の手順をご紹介しましょう。
材料をそろえる
まずはテラリウム作りに必要なアイテムを準備します。以下を参考に購入するか、ご自宅にあるアイテムを活用してみてください。
容器
作りたい大きさや、飾る場所に合わせて容器を選びましょう。ガラスやプラスチック製の瓶や、カブトムシなどを飼育する水槽も利用できます。必ず購入する必要はないものなので、ご自宅にある小さな空き瓶でも楽しめますよ。
低予算で始めたい人は、捨てずに保管していた容器や使っていない水槽などをチェックしてみましょう。テラリウム作りを趣味として楽しむ人もいるため、さまざまなタイプの専用容器も販売されています。
小さな空き瓶から始めて、慣れてきたら専用の容器で挑戦してみるのもおすすめです。大小異なる容器で飾れば、魅力的なインテリアになりますね。
土
テラリウムに用いる土は、通気性のよいタイプを選びましょう。主に赤玉土や砂、ハイドロボールなどが使われているようです。地層のように何層にもしたい場合は、石を活用するとオリジナルのテラリウムができますよ。
テラリウムには、パッケージに『コケ専用』や『多肉植物専用』と記載されている土も適しているといわれています。初心者の人は『テラリウム専用』の土を使ってみるのもおすすめです。
植物
テラリウムのベースとなる、植物を準備しましょう。すでにご紹介したコケやシダ、水草以外にも、多湿を好む植物はテラリウムに利用できるようです。まずは管理しやすい1種類の植物で作り、徐々にほかの種類も取り入れてみましょう。
小物類
観賞を目的とするテラリウムは、見た目の美しさも大切です。自然な環境に近づけるため、石や流木を用いる場合があります。人や動物、灯籠や家などのミニチュアフィギュアも販売されていますよ。
作りたいテラリウムのイメージに合わせて、小物類も活用しましょう。オリジナルのテラリウムができあがれば、観賞するのが楽しくなりますね。
道具類
テラリウム作りを開始する前に、あると便利な道具類も準備しておきましょう。ピンセットやハサミ、霧吹きなどがあると、容器内への配置が行いやすくなります。特に小さな容器で作る場合は、ピンセットや割り箸が重宝しますよ。
容器にレイアウトする
材料が集まったら、容器に入れていきましょう。以下の順番に配置していくと、基本的なテラリウムは簡単にできあがります。
土を入れる
容器の底に、土を入れていきます。水はけが気になる場合は、根腐れ防止の専用資材を先に敷き、軽石などを入れるのがおすすめです。複数の土を用いて層状にしたい時は、土を入れるごとに割り箸などで形を整えながら重ねていきましょう。
土に適度な水分を加えると、型崩れが起きにくいようです。土を入れ終わったら、霧吹きやスポイトを使って、土を湿らせて動かないように定着させてあげましょう。
流木や石、植物を配置する
土の準備ができたら、植物を配置していきます。流木や石の周りに植物を配置する場合は、前もってどこに何を置くかレイアウトを決めておくと迷わずに作業できますよ。
テラリウムの完成イメージを思い浮かべながら、ピンセットを使って植物をセッティングしていきましょう。土に植えるように配置していくと、崩れにくくしっかりと固定されやすいようです。
飾り用アイテムをセッティングする
植物を入れ終えたら、最後に飾り用アイテムをセットします。適切な数のアイテムに抑え、不自然にならないよう注意して加えましょう。植物の緑を保ちつつ、ワンポイントに利用するのがおすすめですよ。
全体を湿らせる
土と植物、装飾用アイテムの配置後は、霧吹きで全体的に湿らせたら完成です。できあがったテラリウムは、可能な限り明るい場所に飾りましょう。テラリウムに用いる植物は多湿を好むため、定期的に霧吹きで湿度を保つようにしてください。
テラリウムで日々の暮らしに自然を加えよう
本記事では、テラリウムの用途や作り方について解説しました。自然を切り取った風景を室内に表現できるのが、テラリウムの魅力です。眺めて癒されたりリラックスしたりと、多忙な日々の生活に彩りを与えてくれますよ。
お手入れも簡単で、100円均一ショップのアイテムを使えば低予算で始められます。趣味として気軽に楽しめるので、本記事を参考にぜひテラリウムを生活に取り入れてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]