シイタケの軸、捨てた方がいい? 組合の回答に「知らなかった」
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- 菌興椎茸協同組合
シイタケを料理に使う際、軸の部分はどのように調理しているでしょうか。
「軸はカットして捨ててしまっている」という人がいるかもしれませんが、実は軸ならではの独特の味が楽しめます。
では、シイタケの軸はどこまでが食べられる部分なのでしょうか。
シイタケなどの国産キノコを育成・栽培する菌興椎茸協同組合に聞いてみました。
石づきの有無をチェックしよう!
菌興椎茸協同組合に「シイタケの軸の部分はどこまで食べてもいいのか」と聞いたところ、このような回答がありました。
シイタケの軸には石づきという部位が先端にあります。硬くて食べられないため、石づきの部分だけ数ミリカットすれば、あとはすべて食べられます。
ただし、「販売されているシイタケは石づきが取り除かれているものがほとんど」だそうです。
そもそも、シイタケは木にシイタケの元となる菌を打ち込んで栽培する、自然栽培の『原木栽培』と、おがくずを固めた柔らかいブロックに菌を打ち込む、人工栽培の『菌床栽培』の2種類があります。
このうち、原木栽培のシイタケは石づきごと収穫するので、石づきが残ったまま販売されます。
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一方、菌床栽培は軸の途中からカットする形で収穫するので、石づきがない状態で店頭に並びます。菌興椎茸協同組合によると、市販のシイタケの95%が菌床栽培とのことです。
シイタケを調理する際は、石づきの有無をチェックして、石づきがあればその部分だけカットして使いましょう。
シイタケの軸の食べ方
ちなみに、軸の部分は「非常においしい」とのことで、特に香りは傘の部分よりも凝縮されているそうです。
菌興椎茸協同組合は、イチ押しレシピとして『シイタケの軸の天ぷら』を推奨しています。
軸をななめに薄切りにして天ぷらにすることで、軸ならではの独特の食感と香りが楽しめるそうです。
石づき以外はおいしく食べられるシイタケの軸。調理の際は、軸の部分をできるだけ多く残してカットするといいですね。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]