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ビリヤニとは?味やどこの国の料理なのか解説!

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

飲食店のメニューで見かける機会も多い『ビリヤニ』ですが、どのような料理で、どのような味なのか、すぐに思いつく人は少ないかもしれません。ビリヤニは、アジアのある国が発祥の地だといわれる伝統的な料理です。

本記事では、ビリヤニについての解説と、自宅でも作れるビリヤニの簡単レシピをご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ビリヤニとは?

ビリヤニの画像

※写真はイメージ

ビリヤニはひと言でいうと、『炊き込みご飯』です。日本でもなじみ深い料理の炊き込みご飯ですが、日本で食べる炊き込みご飯よりもスパイシーで、お肉が入っているのがビリヤニの特徴でしょう。

昨今、日本でスパイスブームが勢いを増し、日本国内の飲食店でもビリヤニを提供しているお店を多く見かけるようになりました。

すでにビリヤニを食べたことのある人もいるかもしれませんが、意外と知られていない豆知識を1つご紹介します。

実は、ビリヤニは日本の松茸ご飯とスペインのパエリアに並んで、世界三大炊き込みご飯の1つとされているのです。世界三大炊き込みご飯といわれると、よりいっそうビリヤニを食べてみたくなりますよね。

ビリヤニ発祥の地

ビリヤニは、はっきりとした発祥の地は定かではありませんが、イランやインドあたりが起源といわれています。

ビリヤニの起源は諸説ありますが、インドのあたりで『ムガル帝国』を築いた頃に、周辺の地域で食べられていた説が多く語られているようです。

2024年現在のイランのあたりにあったといわれている『ペルシャ帝国』が、イスラム教の布教とともに南アジアの侵略を始め『ムガル帝国』を築いた頃、周辺の地域で食べられていた『カブールライス』や『プラオ』が、今の『ビリヤニ』の形に発展したのだとか。

同年現在でもイランやインドなどでビリヤニは愛され続けており、イスラム教徒にとってはお祝いの席で食べるごちそうの意味も持ち、大切に食べられているようです。

ビリヤニってどのような味?辛い?

何千年も前から食べられてきて、今では世界三大炊き込みご飯の1つともいわれているビリヤニに、興味を持ち始めた人も多いのではないでしょうか。

一番気になるのは、味ですよね。ビリヤニはスパイスを多く使っているため、辛いのではないかという印象を持ちがちですが、肉や野菜も入っているので、ただ辛いだけでなくうまみも一緒に感じられます。いわゆる『うま辛』に部類される味わいのようです。

ビリヤニはスパイスをふんだんに使っているのが特徴です。スパイスの組み合わせに指定や決まりはありませんが、基本的には、クミン、コリアンダー、シナモン、クローブなど、数種類のスパイスを組み合わせて作られます。

複数のスパイスを掛け合わせると、ビリヤニ特有の複雑で食欲をそそるスパイシーな香りが生まれ、とりこになる人が多いといわれていますよ。

ビリヤニは炊き込みご飯のような料理だと説明しましたが、日本で食べる炊き込みご飯のようにしっとりとしているわけではなく、お米がパラパラとしている点もビリヤニの特徴です。どちらかといえば、炒飯に近い食感かもしれませんね。

ビリヤニの食べ方

ビリヤニは伝統的な料理ではありますが、特別な食べ方があるわけではなく、炊き込みご飯のようにアレンジなしでも食べられます。

味がしっかりついているので単体でもおいしく食べられますし、お店や地域によっては、カレーをかけて食べる場合もあります。

ビリヤニの本場では『ライタ』と呼ばれる、野菜やフルーツをヨーグルトで和えたものと一緒に食べられるのが一般的です。

たっぷりのスパイスを使ったビリヤニにヨーグルトの酸味が加わると、スパイシーでさわやかさも感じられるので、アレンジをして楽しむのもおすすめですよ。

ビリヤニの調理法

ビリヤニには、バスマティ米と呼ばれる細長いお米を使うのが本場流です。水につけてふやかしたバスマティ米は、ローリエなど香りづけの葉とともにゆでられます。

ゆで上がったバスマティ米の水気をしっかりと切ると、ビリヤニ特有のパラパラ食感につながるそうです。

水気をしっかりと切ったバスマティ米は、鶏肉と野菜とスパイスを混ぜて作られるカレーのようなソース、マサラと交互に鍋の中に敷き詰められます。

マサラとバスマティ米を何層にも重ねたら鍋にふたをし、最後に蒸すとふっくらした仕上がりになりますよ。

重ね合わせる工程は、つぶれやすく繊細なバスマティ米を食べる時まで壊さずに維持するために重要な工程であり、仕上がりの美しさを左右します。

仕上げにミントやサフラン、花から抽出した『ケオラ・ウォーター』と呼ばれるエッセンス水をかけると、ビリヤニ特有のスパイシーでエキゾチックな香りをたたせられるようです。

自宅で作れる簡単ビリヤニのレシピ

ビリヤニとサラダのセットの画像

※写真はイメージ

スパイシーな香りと辛さが魅力のビリヤニは、自宅でも手軽に作れます。エスビー食品のウェブサイトで公開されているおすすめレシピを紹介するので、ぜひ作ってみてください。

本記事でご紹介するビリヤニレシピは、日本でも作りやすいように『白米』を使用していますが、本来のビリヤニでは『バスマティ米』を使うのが一般的です。あくまでも自宅で作る時の代用として白米を採用している点のみ、ご理解ください。

カレー粉でスパイシーな本格派!ビリヤニ

材料 (3人分)
白米 1・1/2合
【A】
塩 小さじ1/4
サラダ油 大さじ2
鶏もも肉 1枚(300g)
【B】
プレーンヨーグルト 大さじ2
S&B カレー粉 大さじ2
塩 小さじ1/2
玉ねぎ 1/2個(100g)
トマト 中1個(150g)
サラダ油 大さじ2
S&B クミンシード 小さじ1/2
S&B クローブ(ホール) 3-4個
S&B シナモンスティック 1本
塩 小さじ1/4
S&B ブラックペッパー(パウダー) 少々
水 150ml
S&B フレッシュハーブ パクチー(香菜) 適量(1株程度)
紫玉ねぎ 1/8個

作り方

【1】白米は洗って、たっぷりの水に3時間ほど浸し、ザルにあげて水けをきります。鍋にたっぷりの湯を沸かして米を入れ、再び沸騰したら火を止め、そのまま3分ほどおきます。ザルに上げて湯をきり、【A】を混ぜ合わせておきます。

【2】鶏肉は4-5cm角に切り、【B】で下味をつけます。玉ねぎはみじん切り、トマトは角切りにします。

【3】鍋にサラダ油を熱し、クミンシード、クローブ、半分に折ったシナモンを加えて、香りが出たら玉ねぎを加えて軽く色づくまで炒めます。鶏肉を加えて両面焼き色をつけます。トマト、塩、ブラックペッパーを加えて炒め、トマトが崩れて水分がなくなったら水を加え、弱火で20-30分ほど水分がなくなるまで煮込みます。(グレービー)

【4】厚手の鍋に【3】を敷き、【1】を入れてパクチーのざく切りをのせます。フタをしてごく弱火で15-20分加熱します。

【5】混ぜずにしゃもじなどですくって器に盛り付け、パクチーの葉、薄切りの紫玉ねぎを散らします。

エスビー食品株式会社 ーより引用

バスマティ米を使うと、よりパラパラの食感を楽しめるので、手に入る人はぜひバスマティ米でも作ってみてくださいね。

ビリヤニを自宅でも堪能しよう!

スパイシーな香りで食欲をそそるビリヤニ。ご飯がベースの料理なので、日本人でも食べやすい料理かもしれません。気になる人はぜひ自宅で作ってみてください。


[文・構成/grape編集部]

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出典
エスビー食品株式会社

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