かかりつけ医だと思っていたのに… 患者と医師のすれ違いに、共感の声が続出
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勤務中に体調不良を感じた男性 しかし、仕事を抜け出すことができず…2019年4月以降、働き方改革によって、時間外労働の上限が設けられています。一方で、一部の業種では上限規制の適用が猶予されており、診療に従事する医師もその1つでした。業務が多岐に渡り、かつ専門性も高い職業である医師は、長時間労働が常態化してしまっているといいます。今日の医療は、医師たちの献身により成り立っているといっても過言ではありません。

同僚から「母親が倒れた」と聞いた女性 心配になり自分も親に電話するが…?病気やケガによる受診や通院だけでなく、日常生活における健康の相談なども気軽にできる身近な存在の医師を『かかりつけ医』といいます。『かかりつけ医』がいると、ちょっとした体調の変化に気付いてくれたり、小さな症状でも相談しやすかったりするので、病気の予防や早期発見、早期治療が可能です。予防接種などを嫌がる子供も、顔なじみの医師がいれば、前向きに行ってくれるかもしれませんね。
あなたは、急な高熱や、原因不明の体調不良になった時にどうしますか。
信頼できる医療機関や医師である『かかりつけ医』を決めておくと、いざという時に相談したり、頼ったりすることができるでしょう。
『かかりつけ医』だと思っていたのに…
2024年11月18日、@Mont_Blanc328さんの投稿が、X上で議論を呼びました。
ある日、診察のために病院に訪れた、投稿者さん。
しかし、その場で判断しかねる症状があったようで、医師に「かかりつけ医に相談してみてください」といわれたそうですが…。
「かかりつけ医に相談してみてください」って医師にいわれたんだけど、俺からしたらあなたがかかりつけ医なのだが。
片思いをしてたってこと?
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投稿者さんが、その病院に行くのは初めてではありませんでした。
むしろ何度か通っていて、医師のことを信頼していたので、投稿者さんはかかりつけ医と思っていたのです。
このような場面に遭遇したことがある人は多くいるようで、投稿には26万件もの『いいね』が付き、さまざまな意見が上がっていました。
・昔、かかりつけ医だと思っていた病院に「かかりつけじゃないので無理です」っていわれた時は、すごい笑った。思い込みの激しい患者みたいじゃん…。
・「今は、かかりつけの患者さんしか受け付けていないです」といわれた時は、「元気で病院に行っていないだけで、ここがかかりつけ医です!」って電話で伝えました。
・逆に、患者から「かかりつけ医に聞いてみます」といわれて、医師が「そうか…自分がかかりつけ医じゃなかったんだ」と思うこともあるらしいです。
患者が「長年お世話になっている」と思っていても、医師が「自分は、この患者のかかりつけ医だ」と認識しているとは限りません。
逆に、医師が「この患者はずっと通院しているから、かかりつけ医は自分だ」と思っていたけれども、患者がほかの病院をかかりつけ医にしていたという場合もあるそうです。
このすれ違いは、なぜ生まれてしまうのでしょうか。
『かかりつけ医』の定義
日本医師会のホームページには、かかりつけ医について、このように明記されています。
かかりつけ医とは、患者が医師を表現する時に使われる言葉。
日本医師会の言葉にもあるように、通院年数や回数などの数値にとらわれず、患者の意思で決められます。
患者が医師に対してかかりつけ医だと思えば、その医師はかかりつけ医になるのです。
一方、医師は、自分が誰にとってのかかりつけ医であるかを、絶対に知っていなければならないという決まりはありません。
しかし、患者から医師に伝えておけば、円滑に診療を進められる可能性は高くなるでしょう。
医師から「かかりつけ医に相談してみてください」といわれた時は、落ち込むのではなく、むしろチャンス。
自分から「かかりつけ医だと思っています」と伝えられれば、医師と患者としてよりよい関係性が築けるかもしれませんよ!
[文・構成/grape編集部]