お米に黒い点 食べても大丈夫? 企業の解説に「納得」「そういうワケか」
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- 出典
- パールライス
本来真っ白なはずのお米のなかに、たまに黒いブツブツのあるお米が混じっているのを見かけたことはありませんか。
この黒い点は何なのか、不安になっている人も多いはず。
お米に付いている黒いブツブツは何を意味するものなのか、その正体や、注意したいお米の状態などを紹介します。
お米の『黒いブツブツ』は稲の生息中に発生する
精米事業などを手掛ける全農パールライス株式会社(以下、パールライス)の公式サイト内のQ&Aコーナーでは、「お米に黒い点がある」という質問に対して、以下のように回答しています。
身体に悪影響はなく、味にも変化はないとのこと。家にあるお米に黒い点があっても捨てる必要はありません。
お米に被害を与える虫とは?
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お米が黒く変色する原因として、熱のほかに虫が挙げられています。この虫というのは、主にカメムシが多いのだそう。カメムシが稲の栄養を吸い取ることによって、稲に黒い点、場合によっては茶色い点が付き、点々が付いたお米は『斑点米』と呼ばれています。
基本的にお米は安全であるという基準をクリアしたものでないと、出荷・流通しません。一般のご家庭が購入できるお米は厳しい基準をクリアしているため、カメムシによって黒い点が付けられた斑点米であっても、品質や味に何も問題はないのです。
カメムシの駆除には農薬が使われますが、使える農薬には規制があり、完璧に駆除しようとすれば高濃度の農薬の散布が必要となるでしょう。
黒いブツブツのあるお米は、「虫が食べられるほど安全」な証と見てもいいかもしれませんね。
黒や黄色に変色し過ぎているお米は要注意
真っ白いお米に黒いブツブツがあっても問題はないですが、お米が黄色や黒、グレーに変色している場合は要注意です。保管時の環境によって、カビが生えている状態をあらわしています。
食べると健康を害する可能性があるため、この状態になったお米は廃棄するしかありません。
保管してあるお米にカビを発生させないためには、湿気・湿度の高いジメジメしたところに保管せずに、清潔な状態をキープすることが大事です。
お米の黒いブツブツは安全・味にも問題がない一方、変色したものに関しては注意が必要。お米の状態を知るとともに、管理に気を付け、おいしいお米を楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]