「カフェが全然空いてない…」 都内近郊と地方では、どう違うのか
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※写真はイメージ

行政が『ヒモ付きの水筒』に注意喚起 内容に「ゾクっとした」「考えもしなかった」ストラップ付きの水筒は、重たい水筒でも肩に掛けることで負担が少なくなる優れもの。遠足や長時間の外出にも適しているでしょう。 しかし、ストラップ付きの水筒が原因の事故が起きていることから、行政が注意をうながしています。

貼り出された『注意書き』に反響 内容に「いいアイディア」「目に入ってほしい」早川公(@hayakawa_ko)さんが郵便局のATMで見つけた『注意書き』に注目が集まりました。
あなたは普段、カフェを利用しますか。
知人との約束の時間まで暇潰しをしたい時や、仕事のちょっとした作業をしたい時など、利用目的はさまざまでしょう。
2024年、X上ではたびたび「カフェが全然空いていない」といったユーザーの声が見られました。
カフェが空いていないのは、都内近郊だけ?
近年、多種多様な働き方が認められるようになる中、カフェでパソコンを使う人をよく見かけるようになりましたよね。
特に東京都内では、平日の昼間などに「人でびっしりと埋まったカフェ店内の光景を目にしたことがある」という人も多いでしょう。
世間の人々は、こうした状況をどう感じているのでしょうか。人口の多い都内近郊で生活する人たちを中心に、X上ではこのような声が上がっています。
・都内はとにかくカフェが混んでいて、席が中々取れない。特に『スターバックス』。
・勉強や仕事をしている人たちが長時間居座るからね。長居する客が多いと、全然空きがない。
・ちょっと休みたい時に、全然入れないんですよね…。
利用する時間帯や時期などによって差はあれど、都内近郊では「カフェが全然空いていない」という実態が確かにあるようです。
では一方で、比較的人口の少ない地方在住の人々は、どう感じているのでしょうか。
・都心は大変だね、田舎はいつでも楽に座れる。
・カフェってそんなに需要あるんだ…やっぱり都会は怖い。
・地元に帰ってきたら、そもそも近郊にカフェ自体がない…。
都内近郊で生活する人々の意見に反して、地方ではカフェの混雑に頭を悩ませる人は少ない模様。
やはり、カフェが利用できない人であふれているのは、都内近郊のエリアに限った話なのでしょうか…。
カフェを利用する際は、一人ひとりが意識を…
地方の実態が気になった筆者は、北陸地方で暮らす20代後半の知人男性と、宮城県在住の20代後半の知人男性に話を聞いてみることにしました。
そもそも普段からカフェをあまり利用しないのだけれど、混雑に困ったことは特にないかな。
たまに近くのカフェがどこも空いていなくて、全然座れない時があるよ。長居する人が、以前と比べて増えている気がする。
上記を踏まえると、地域により差はあるものの、『カフェが空いていない』問題は決して都内近郊のみを対象に語れる話ではなさそうです。
「長居する客が多いと全然空きがない」という声が見られた通り、1人あたりの利用時間が長くなればなるほど、店の『回転率』が下がるとともに、入店待ちの客の数が増えてしまいます。
しかし、一例として喫茶チェーン『コメダ珈琲店』のように『くつろぐ、いちばんいいところ』というコンセプトのもと、長居に対してある程度寛容な店があるのも事実です。
とはいえ、カフェを利用するにあたって、最低限のモラルは誰もが持っておくべきもの。一人ひとりが節度ある行動を取り、誰もがカフェに気軽に入れる状況が生まれることを願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]