廃業の危機だった喫茶店のオーナー 『紙ナプキンの裏』の絵に気付いて?
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日本有数の商店街である、東京都台東区の『上野アメ横商店街』。
その中にある純喫茶『珈琲 王城』の3代目オーナーが、店のTwitterアカウント(@coffeeoujyou)に心の支えとなった出来事について投稿しました。
廃業と隣り合わせの日々
2代目の父親から店を継いだ現オーナー。
2020年に新型コロナウイルス感染症が流行したことで、1日の売り上げが1万円という日々が続き、常に『廃業』という言葉が頭によぎっていたといいます。
そんなある日、『チョコレートパフェ』を注文した客が、紙ナプキンにメッセージを残していきました。
すごくおいしかったです。
次はピラフを食べに来ます。
コロナに負けないでください!!
『チョコレートパフェ』と、かわいいイラスト付きの応援メッセージを見たオーナーは、大いに励まされました。
「やれるところまでやってみよう」と思えて、2022年9月30日現在まで頑張ることができているのです!
喜んでくれる人たちのことを想えば、普段以上にパワーが湧いてくるもの。
応援の力を感じるエピソードに大きな反響が上がり、コメントが続々と寄せられています。
・泣いちゃう。伝えるって、大事だなぁ。
・上野駅に行った時に寄ったお店だ!内装もスイーツも素敵で、また行きたいです!
・純喫茶の『チョコレートパフェ』、すごく食べたくなりました。
・好きなお店なので、これからも頑張ってほしいです。私も応援しています!
心の中で「おいしい」や「また来たい」と思っていても、店に伝える人は少数。
温かな言葉の数々が、どれほど相手の心の支えとなるかを知ると、「伝えないなんてもったいない」と思えてきますね!
[文・構成/grape編集部]