「うちの子が体調悪そうで…」 救急隊員が駆け付けると?「ふざけるな」「信じられない」
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急病や災害、事故などの緊急事案が発生した際に駆け付けてくれる、救急隊員。
近年では、不必要な通報が増加し、救急処置が本当に必要な人たちへの対応が、遅れるケースが増えているといいます。
救急隊員が経験した通報内容が?
兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局(以下、消防局)のInstagramアカウントでは、実際にあったおかしな通報内容を紹介しています。
一般的に、人命が危険にさらされている場合や、緊急を要する状況で119番通報を行うことが基本です。
しかし、そんな通報の中には、時折信じられないような内容もあるようで…。
紹介されていた通報事案は、体調不良を装い、救急隊員を呼び「ブレーカーを上げてほしい」といったものや「飼い犬の体調が悪いから、病院に連れて行って」という内容など、明らかに緊急を要するものではありませんでした。
これらの通報は、救急隊員の時間と人手を浪費させるだけではなく、救急処置が本当に必要な人たちの搬送に、支障が出てしまいます。
まるで『何でも屋』のような存在として救急隊員を呼ぶ行為は、人命救助の妨げにつながってしまうでしょう。
消防局の投稿には「非常識すぎる」「信じられない」といった声のほか、さまざまなコメントが寄せられました。
・こういう話しを聞くと悲しい気持ちになる。私たちのために、一生懸命に頑張ってくれているのに…。
・犬が家族なのも分かるけど、救急車を呼ぶという発想にはならないでしょ。
・ブレーカー?「ふざけるな」と叫びたい。堪忍袋がいくつあっても足りないわ。
人の命にも関わる、119通報。救急隊員が、本当に救助を必要としている人の元に、迅速に駆けつけられるよう、非常識な通報が減ることを願いたいですね。
[文・構成/grape編集部]