『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」
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「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。

家主「洗濯物にセミが飛んできた」 羽を広げていたのは?「ドキッとした」「泣いちゃう」「洗濯物にセミが飛んできた」というコメントを添えて、Xに2枚の写真を公開したのは、@mekireopa2525さん。 ある日、干してある洗濯物に、『セミ』が飛んできたそうです。
その場を通った不特定多数に情報を伝達できる貼り紙は、デジタル化の進んだ現代でも有効な手段。
しかし、うまく情報を発信するには、しっかりと伝わるような言語を用いる必要があるようです…。
山形県の温泉で目にした貼り紙に「え?」
ある日、旅行で山形県を訪れた、@shishi_zibieさん。西村山郡で心身を休めるべく、温泉に立ち寄ることにしました。
足を運んだのは、観光客に人気の賑やかなスポットではなく、地元に住んでいる人たちから親しまれるような、趣のある温泉。
しかし、そこで目にした光景に、思わず首を傾げてしまったといいます。Xに投稿された、1枚の貼り紙をご覧ください。
貼り紙の書き文字であるにもかかわらず、多くの人がこう聞き返してしまったことでしょう。「…なんて?」と。
きっと、重要な情報なのでしょう。赤文字で強調して書かれているのは、「うっかがらないでください。もっかえっから」というひと言。
地元の人しか理解できないような『ゴリゴリの方言』で書かれているため、この注意書きを理解することができる人は限られているでしょう…。
大学に山形県出身の同期がいたため、方言を理解しているつもりでいた、投稿者さん。しかし、こうして文字で目にすると、どういった意味かを理解できなかったといいます。
地元の利用者が多い場所ならではの貼り紙は、またたく間にネットで拡散され、全国で頭を悩ませる人が続出しました。
・難易度が高すぎる。もはや外国語だろ、これ。
・全然分からん…。山形県の人、解説してください。
・びっくりするくらいに難解。音声で聞いたらもう少し分かるんだろうか。
なお、『おっかがる(うっかがる)』は『寄りかかる』、『もかえる』は『ひっくり返る』という意味。つまり、ここには「寄りかかると倒れるので注意」という旨の注意が書かれているのです。
方言を理解していないと、暗号のように見える一文。寄せられたコメントの中には、「自分は山形県民だけど、地域によって方言が違うからこれは分からない」という声もありました。
この場を訪れた旅行者は、同じ日本国内であるにもかかわらず、海外で外国語の看板を目にしたような気持ちを味わったことでしょう…!
[文・構成/grape編集部]