カエルの寿命は何年?種類別の平均と長生きさせる飼育のコツを解説
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ペットや、野生の生き物として身近な両生類である『カエル』。キャラクター的な存在で、デザインとしても人気です。
カエルの寿命は種類によって異なりますが、適切な飼育環境を整えることで、より長く一緒に過ごすことが可能です。
この記事では、人気のカエル10種類の平均寿命と、健康に長生きさせるためのポイント4つを分かりやすく解説します。
大切なカエルとできるだけ長く暮らすために、ぜひ参考にしてください。
カエルの寿命は何年?10種類の平均を紹介
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「カエルの寿命は何年くらいなのだろう」と気になっている人も多いのではないでしょうか。ここでは、人気のカエル10種類の平均寿命について解説します。
ニホンアマガエル
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『ニホンアマガエル』は、日本や朝鮮半島、中国東部に生息している体長2〜4.5cmほどのカエルです。樹木上での生活に適応しており、森林や水辺にある植物の上で暮らしています。
ペットとして飼育している人も多く、人気の高いカエルです。飼育下での寿命は5〜7年とされています。
イエアメガエル
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丸々とした体が特徴の『イエアメガエル』は、愛らしい姿で人気の高いカエルです。多くの人に飼育されており、かわいらしい様子をとらえた映像も話題になりました。
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アマガエルに似た外見ですが、黄緑色の体が特徴で青みがかった個体もいます。平均寿命は10~15年といわれており、カエルの中でも比較的長寿な種類です。
アメフクラガエル
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お餅のようにかわいらしい姿をした『アメフクラガエル』の寿命は、平均10年ほどだそうです。
ほかのカエルと比べて寿命が長い傾向にあり、ペットとしても人気があります。
アメフクラガエルの仲間には、かわいらしい声をもつ『ナマカフクラガエル』もいます。
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フライシュマンアマガエルモドキ
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『フライシュマンアマガエルモドキ』は、メキシコ南部からエクアドルにかけて生息しているカエルです。夜行性で、日中は木や葉っぱの裏に隠れています。
成長しても3cmほどの体長しかなく、透けてみえるお腹が特徴です。お菓子のように鮮やかな見た目で、通称『グミガエル』と呼ばれることも。
フライシュマンアマガエルモドキの寿命は5〜8年といわれています。
アカメアマガエル
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中南米の熱帯雨林に生息するアカメアマガエルは、その名の通り赤い目が特徴のカエルです。黄緑色の体と赤い目のコントラストが美しく、まぶたを閉じると独特の模様が現れるのも魅力の1つ。
平均寿命は約5年です。2025年現在は、絶滅の恐れがある野生動物として、ワシントン条約の附属書に掲載されています。
バジェットガエル
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『バジェットガエル』は、別名『マルメタピオカガエル』とも呼ばれており、飛び出した小さな目が特徴です。
おっとりとした顔や、ふっくらした見た目とは対照的に、攻撃的な性格のカエルとして知られています。噛みついたり、叫び声のように大きな鳴き声を発したりすることもあります。
寿命は約10~15年ほどです。ペットとして人気がありますが、人に懐くことはほとんどありません。
シュレーゲルアオガエル
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『シュレーゲル氏のカエル』という意味をもつこのカエルは、日本の固有種で本州、四国、九州のほぼ全域に生息しています。
大きさは平均4cmで、寿命は約5〜7年です。
ニホンアマガエルによく似ていますが、体がより明るい緑色で黄色い虹彩が特徴となっています。
ベルツノガエル
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『ベルツノガエル』は中南米に生息するカエルで、目の上にある2本のツノと独特な模様が特徴です。
体色は緑をベースに、黒や赤の模様が不規則に入っていますが、個体によって模様が異なります。赤い模様が際立つ個体や、ほぼ真緑の個体など、バリエーションが豊富でコレクション性が高い点も魅力の1つです。
ベルツノガエルの平均寿命は約10年。 エサやりは週に2~3回程度でよく、毎日の世話が必要ないため比較的飼育しやすいカエルといわれています。
ニホンヒキガエル
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『ニホンヒキガエル』は、日本では北海道を除く全域で生息が確認されているカエルです。『ガマガエル』や『イボガエル』といった別名でも知られています。
体が小さく、あまり力が強いほうではないため、自然淘汰されることも多いようです。3〜4年ほどの寿命ですが、飼育環境が整っていれば10年は生きられるともいわれています。
クランウェルツノガエル
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『クランウェルツノガエル』は山地にある河川や沼地の近くなど、湿った環境を好むカエルです。雨の日や湿気の多い日は、1日を通して活発に動くことも少なくありません。
夜行性で、あまり動き回ることはありません。クランウェルツノガエルの寿命は、約10年前後とされています。
ゲージで飼育する場合は、運動不足が原因で短命になる可能性もあるため注意が必要です。
カエルの寿命を延ばすための注意点3つ
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カエルの寿命は種類によって異なりますが、飼育環境によって変わることもあります。
飼育環境で、特に重要なのは『水質管理』『エサの管理』『温度管理』の3つです。ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説します。
水質を管理する
カエルは乾燥に弱く、水がないと生きられません。そのため、水質管理には十分な注意が必要です。
カエルは直接水を飲むのではなく、皮膚から水分を吸収します。そのため、水が汚れていると自家中毒を起こし、最悪の場合は命に関わるかもしれません。
また、カエルは小さな体に反して排泄量が多い生き物です。 水の中に排泄物が溜まって汚れると自家中毒の原因になるため、こまめな清掃が欠かせません。
以下のような場合は、水を交換しましょう。
上記の状態でなくても、毎日、または3日に一度のペースで水を交換してください。
水換えを行っていても、ゲージの壁に水垢や老廃物が付着して曇ることがあります。その場合はスポンジを使い、丁寧に掃除をしましょう。
熱湯やアルコールで定期的にゲージを消毒すると、より清潔な環境を維持できます。ただし消毒の際には、熱湯やアルコールがカエルにかからないように注意してください。
エサは適量を与える
カエルはエサを食べてもお腹が膨らみにくいため、しっかり食べているか判断しにくい生き物です。
特に、前述したアマガエルやヒキガエルのような小型の種類は、痩せても気付きにくく、気付いた時には衰弱していることもあります。知らないうちにエサ不足で、餓死してしまうことも少なくありません。
「食べているだろう」と思いながらエサを置いても、実際には食べていないケースもあるため注意が必要です。
一方で、エサの与えすぎにも気を付けなければなりません。ツノガエルのように食欲旺盛な種類の場合は、たとえ満腹でも目の前にエサがあれば食べ続けてしまいます。これが原因で肥満となり、寿命を縮めてしまうこともあります。
カエルの健康を守るためには、食事管理をしっかり行いましょう。
おすすめなのは『ピンセット』を使い1匹ずつエサを与える方法です。この方法であれば、食べている量をきちんと把握でき、エサ不足や与えすぎを防ぐことができます。
温度管理を適切に行う
カエルを飼育する際には、種類に合った温度調整が重要です。適温の環境を維持することで、健康に育てられます。
多くのカエルに適した飼育温度は24〜27℃前後とされており、比較的涼しい環境を好みます。一方で、温度が20℃を下回ると代謝が落ち、食欲がなくなったり動かなくなったりすることもあるため、注意が必要です。
温度管理が難しいと感じる場合は、飼育環境の温度変化に応じて自動で電源を調整できる『爬虫類用のサーモスタット』を活用すると安心です。
また、カエルは湿気を好みますが、密閉された空間で過度に湿度が高くなると弱ってしまうことがあります。特に30℃を超えるような夏場は、多湿になるため注意が必要です。
ケージは、通気性のよいものを使用するのがおすすめ。風通しを意識して、適切な環境を維持しましょう。
カエルの寿命は種類ごとに異なるが適切なケアが大切
カエルは適切な環境で飼育すれば、より長く健康に育てることができます。水質や温度管理、バランスの取れたエサなど、日々のケアが大切です。
カエルと少しでも長く過ごせるよう、正しい知識を身につけて適切な環境を整えてください。
カエルとの暮らしを楽しみながら、大切に育てましょう。
[文・構成/grape編集部]