10年間孤独だったカエルが『お見合い』 まさかの展開に「コレはせつない」
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※写真はイメージ

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
絶滅危惧種のセイウエンカズミズガエル『ロミオ』のお見合いの様子が、アメリカのニュースサイト『Business Insider』で紹介され、話題になっています。
『世界一孤独なカエル』だったロミオに奇跡の出会い
ボリビアのアルシド・ドルビニ自然史博物館(Museo de Historia Natural Alcide d’Orbigny)で飼われているオスのセイウエンカズミズガエル、ロミオ。
ロミオは、同種の最後の生き残りといわれており、2008年に発見されて以来、博物館で10年間1人ぼっちで過ごしてきました。
しかし、2019年1月、ボリビア奥地の川で同種のメスのカエルを奇跡的に発見!『ジュリエット』と名付けられたメスは、ロミオと同じ博物館に保護されました。
そして同年4月2日、2匹は同じ水槽に入れられ、念願の初対面。
その時の様子を、同博物館の爬虫両生類学者であるテレサ・カマチョ・バダニさんは次のように語りました。
恋が芽生えたものの…
ロミオの積極的なアプローチにより、いい雰囲気になった2匹。「いよいよ結ばれるのか」と期待されましたが、どうやら生殖行為は上手くいかなかったようです…。
絶滅危惧種の保護活動を行うNPO団体、『Global Wildlife Conservation』が、2匹の初デートの様子を動画で公開しています。
『包摂(ほうせつ)』と呼ばれるカエルの生殖行為。オスがメスの背中の上に乗り、前肢でメスの腹を抱きかかえて強く押すことでメスは卵を放出。オスはその上から精子を放出して受精させます。
しかし、10年もの間メスとの出会いがなく、機会に恵まれなかったロミオは、正しい体勢がよく分からなかったようです。
この結果に、世界中から同情の声が寄せられました。
・最初はよくあること。気を落とさないで!
・なんて可愛いカップル。きっとすぐに親になれるよ!
・次は上手くいくはず!がんばれロミオ。
初デートで結ばれなかったロミオとジュリエットですが、研究者によると「練習すれば解決する問題」とのこと。同博物館では今後も2匹を同じ水槽で飼い、恋を見守っていくそうです。
長く孤独に生きてきたロミオが、近いうちにたくさんの家族に恵まれるといいですね!
[文・構成/grape編集部]